みたらしアンコ

みたらしアンコ
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ五 150ページ 著者:岸本斉史

特別上忍 みたらしアンコ

みたらしアンコは中忍試験第二試験官として登場した木の葉の特別上忍。第一試験直後、合格者に森乃イビキが中忍のなんたるかを真剣に語っている中、空気を読まず突然派手に登場したため場をしらけさせてしまった。

これを見た春野サクラは「なんかナルトっぽい」と口にしている。名前の通り超甘党で、団子を食べるときの飲み物におしるこをチョイスしている。

サドスティックで血の気が多く、試験も死の森でのサバイバルを採用、受験前に生徒たちに死人が出ることもあると告げ、同意書を書かせた。おまけに試験中五日間は森の中で自給自足でギブアップはなしという過酷なものだった。

しかし試験開始前には「死ぬな」と忠告しており、内心では生徒たちの身を案じている。試験に大蛇丸が紛れ込んでいることがわかると素早く指示を出し、自身は差し違えようとするなど木の葉の特別上忍として責任感も十分に持っている。過酷な試験は本人の好みもあるのかもしれないが、生徒の技量を図るためにある程度仕方ない部分もあるのだろう。

大蛇丸との関係

大蛇丸の元部下であり、潜影蛇手など同じ術を使ううえ一部禁術も教わったようだ。また、サスケと同じく生き残る確率が十に一つとされる「天の呪印」を首筋に刻まれている。

この呪印には大蛇丸のチャクラが残っているため、大蛇丸の力を取り込もうとするカブトに狙われ、捕えられてしまう。サスケがイタチと共にカブトを倒した後で、アンコに残ったチャクラから大蛇丸を復活させたため、呪印は消失した。

大蛇丸に対して恋愛感情を持っていたのではないかという声もあるが、作中では明かされていない。大蛇丸がサスケに呪印を与えたことや気に入っている素振りに言及した際「嫉妬してるの?」と言われているが、それは師弟愛によるものではないかと思われるため、その真偽をはっきりと断言できる描写はない。

プロフィール

  • ● 年齢 25→28歳
  • ● 身長167cm
  • ● 体重45kg

主な術

潜影蛇手

袖口に蛇を口寄せして相手に襲い掛からせる術。中忍試験で一人で大蛇丸を倒そうと戦い舌を絡み付けられた際、逆にこの術で蛇を大蛇丸の舌に絡み付けて引っ張り投げた。

忍法・双蛇相殺の術

大蛇丸から教わった禁術のひとつ。大蛇丸の影分身に気付かず使用しようとした際は大蛇丸に「自殺するつもり?」と言われているため自らの命を犠牲にして敵を葬る術だと思われるが、使用には至らなかったため詳しくはわかっていない。

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