ナルトの最終回を予想してみた

ナルトの最終回を予想してみた

現在週刊少年ジャンプで連載中のNARUTO-ナルト-だが物語もクライマックスに入り、最終回も近づいていると感じている方も少なくないのではないだろうか。そこで勝手ながらナルトの最終回がどうなっているのか予想してみた。

第四次忍界大戦は最終章になるのか

この記事を書いている2013年8月23日現在、ジャンプでは第四次忍界大戦編が続いている。面の男トビの正体も明らかになり、伝説とされていたうちはマダラも登場し、五影も出そろい、歴代火影たちも全員登場している。

これだけ伏線も回収されてストーリー的にも盛り上がってくれば最終回が迫っていると考えるのが普通だと思うが、現実的に考えると一番の焦点はジャンプ編集部が看板漫画であるNARUTO-ナルト-の連載終了を受け入れるかどうかである。

NARUTO-ナルト-が最終回を迎えると考えると寂しい気持ちもあるが、作者が終わらせるつもりで書いていたのに無理に連載を引き延ばされてグダグダ展開になってしまった漫画もあるので、人気作品だからこそ作者である岸本先生が考えた通りの最終回を描いてもらいたいものだ。

個人的には第四次忍界大戦編の中で多少引き延ばしがあったとしても、大戦終了後ほどなくして最終回を迎えると予想している。前述のとおり伏線のほとんどを回収してしまっていることが一番大きな理由だが、新たに伏線を立てる気配もなさそうだし、引き延ばすつもりならサスケも参戦させずに残しておいたのではないだろうか。

サスケはどうなるのか

残された伏線の中で最も気になるのはサスケの動向ではないだろうか。柱間の話を聞きイタチの意志を継いで木の葉を守ると決意し、戦場では火影になると発言したサスケだが、完全に闇から抜け出たわけではないように見える。

ナルトが十尾の中に取り込まれた尾獣たちを助けるため天照の黒炎を消してくれと言ったときも無視しているし、以前のサスケとは違うことはサクラも感じている。

ただ、筆者としてはあれだけ復讐に憑りつかれていたサスケが柱間の話を聞いただけで180度方向転換したことにはやや強引さを感じてしまう。もしかすると、作者も正直サスケの扱いには困ったのではないだろうか。

サスケはこのまま強引路線で大戦を通して改心するのではないかと思う。なんだかんだ言いながらナルトをかばって命を落とすような気もするが、その際は白の攻撃からナルトを守って仮死状態に陥った時を回想しそうだ。

ナルトは火影になれるのか

これは作品を通してずっと気になってきた部分ではあるが、ナルトが火影になるにはまず前提として現火影の綱手が亡くなるか引退しなければならない。マダラとの戦いで命を落としたかに見えた綱手だが一命をとりとめており、大蛇丸が助けに来た以上少なくとも一旦復活する流れだろう。

再び戦場に出てきて命を落とす可能性も考えられるし、忍法・創造再生の副作用もあるため生存したものの力を使い果たして引退するという可能性も考えられる。どのみち綱手が火影のままラストを迎えた場合、ナルトはこれからもがんばっていく~的な形になるだろう。逆にナルトが戦死して英雄として名を残すという可能性もあるが。

では綱手が何らかの形で火影の座を退いたとして時期火影は誰になるのだろうか。以前の別の記事でも書いたが最近シカマルが火影になるかのようなフラグが立っている。

シカマルが火影になるフラグが立った件について

個人的にはナルトの目的は皆に認められることであって、幼いころのナルトがどうすれば皆に認めてもらえるか考えた結果「火影になる」「火影を超える」という夢を持ったのではないかと思う。

ナルトの最終回を予想してみた
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ一 114ページ 著者:岸本斉史

それがいつの間にか混同してしまったためイタチにも「火影になったものが皆から認められるのではない、皆から認められたものが火影になるのだ」と諭されているのではないだろうか。

ナルトは最終的に「火影になる」のではなく、今回の大戦で英雄になり五大国全ての忍たちからその存在を認められ、口癖のように言っていた通り「火影を超す」のではないだろうか。そして自来也ポジションとなって世界を色々と見て回るのではないだろうか。

NARUTO-ナルト-最終回予想まとめ

  • ● 第四次忍界大戦は最終章となり、ほどなくしてNARUTO-ナルト-は最終回を迎える
  • ● サスケは大戦中に改心してナルトをかばって戦死する
  • ● ナルトは皆から認められるという夢を叶えるが火影にはならず旅に出る

なかなか細かく予想してしまったので全て的中するということはないと思うが、最終回が描かれた際はどのくらい当たっているのだろうか。答えは作者のみぞ知るところなのだが、ナルトにとって幸せな最終回が訪れてほしいと思う。

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