水牢の術

水牢の術
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ二 113ページ 著者:岸本斉史

水牢の術とは

水牢の術は水遁系の術で水でできた球体の中に敵を閉じ込める術。一度閉じ込められれば内側から破るのは困難で、息ができなくなるためいずれ溺死する。

維持するには術者が水牢に触れていなければならないが本体である必要はなく、水分身などの分身系の術と組み合わせて使用することもできる。

威力

地味な術ではあるが水遁系の術のなかでは比較的少量の水で発動することができるうえ、捕らえてしまえば仲間の援護がなければほぼ脱出不可能という必殺の威力を誇る。

応用力

術発動のための条件が軽いうえに実体を作り出す分身術と組み合わせることで本体をフリーにすることもできるためかなり厄介な術。複数相手との戦闘では溺死させる前に解除させられてしまう場合もあるが、術者側も複数人数であれば捕らえてすぐ倒すこともできるし、味方に他の敵を抑えてもらってもいい。

良くも悪くも即座に相手の命を奪うことはないため戦闘以外でも拷問には効果的だろう。

水牢の術を使用する忍

桃地再不斬

波の国に向かう途中のカカシ班を襲撃しカカシを水牢に閉じ込めるも、ナルトとサスケの立てた作戦とコンビネーション攻撃で術を解かされてしまう。

干柿鬼鮫

暁のアジトに向かっていたガイ班との戦闘で水分身を使ってガイ以外の全員を水牢に閉じ込めた。水牢はネジの柔拳によって破られ自身(象転の術によるなり代わりだが)もガイに倒されるが目的での時間稼ぎは十分に達成することができた。

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