須佐能乎(スサノオ)

須佐能乎(スサノオ)
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ四十三 41ページ 著者:岸本斉史

二つの能力を開眼したときに宿った術

須佐能乎(スサノオ)は万華鏡写輪眼を開眼し左右で異なる2つの能力を宿した際に開眼する万華鏡写輪眼のもう一つの能力。トビいわく須佐能乎(スサノオ)まで開眼する眼は稀であり、これは万華鏡写輪眼を開眼したとしてもシスイやトビのように左右で同じ能力を開眼する場合があるためだと考えられる。

発動すると術者の周りを炎のようなものを纏った骸骨の像が包みあらゆる忍術、体術に対して強大な防御力を誇る鎧となる。ただし無敵というわけではなく綱手や四代目雷影の強力な体術を受けた際は骸にヒビが入ったり砕けたりしており、照美メイの溶遁で溶けたこともある。

チャクラを膨大に消費するうえ全身の細胞が痛むというデメリットもあり病に冒されていたイタチはこの術の反動で命を落とした。骸骨の像は使用者によって外見が異なり、使いこなすと骸骨の像はその上に筋肉や皮膚のようなものを纏うようになり徐々に人に近い形に近づいていく。

完成体須佐能乎(かんせいたいスサノオ)

永遠の万華鏡写輪眼を持つことによってのみ須佐能乎(スサノオ)の最終形態である完成体須佐能乎を発現させることが可能になる。それまでの須佐能乎(スサノオ)とは異なり下半身を持つ鎧武者のような像となりその大きさは尾獣にも匹敵するほどとなる。

マダラいわく「見たら死ぬ」と言われておりその力は大地と山を切り裂き地形を変えてしまうほどである。

須佐能乎(スサノオ)を使う忍

うちはイタチ

作中最初に須佐能乎(スサノオ)を使用した人物。サスケの雷遁忍術・麒麟を防ぐ強固な防御力を持っており、十拳剣、八咫鏡を持つほか穢土転生された際は遠距離攻撃術として八坂ノ勾玉を使用した。

うちはサスケ

イタチとの戦いのあと万華鏡写輪眼とともに開眼。当初は第一段階である骸骨の像しか出せなかったが五影会談襲撃やダンゾウとの戦いを通して使いこなし、イタチの眼を移植して永遠の万華鏡写輪眼を手に入れるとともに完成体を発現するようになった。

うちはマダラ

完成体須佐能乎(スサノオ)を作中で最初に使用した人物。さらに影分身体ですら須佐能乎(スサノオ)を発現させることが可能と思われる発言をしており、かつての柱間との戦いでは九尾に鎧のように着せるなどの使い方も見せた。

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