屍骨脈

屍骨脈
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ二十四 65ページ 著者:岸本斉史

屍骨脈とは

屍骨脈はかぐや一族の‎血継限界。骨芽細胞や破骨細胞を自在に操り、カルシウム濃度さえもコントロールし骨を形成する能力で、最高密度の骨は鋼のごとく硬い。作中ではかぐや一族の唯一の生き残りである君麻呂が使用している。

骨を体内に形成することで鎧のように使ったり、形成した骨を体外に抜き出し武器として使用することもできる。人間の体には二百個余りの骨があるとされるが屍骨脈で骨を自在に形成したり分解したりできるかぐや一族にとってその数は一定ではない。

威力

基本的には骨で武器を形成して戦うため威力は使い手の体術の熟練度によって異なるが、屍骨脈で形成した骨自体の硬度は非常に高く我愛羅の砂瀑送葬の圧力にすら耐えうる鎧ともなった。

大蛇丸は「強く硬い骨格はあらゆる物理的攻撃を寄せつけぬ防御力を有し、いったん攻撃に転じればその骨は最強の矛と化す。」と屍骨脈を絶賛しており、君麻呂が病に倒れる前は彼の肉体に転生するつもりだった。

地中にある硬度の高い物質を混ぜ込んだ我愛羅の最高絶対防御・守鶴の盾を破ることはできなかったが、敵の最大防御に正面から攻撃を叩き込んだところをみると屍骨脈で作り出した骨の硬度には君麻呂自身も相当な自信を持っていたのだろう。

応用力

攻撃にも防御にも適した形の骨を形成できるほかその形状も短剣、ムチ、弾丸、槍と、多くのバリエーションから戦局に応じて最適な形状の武器を作り出すことができるため応用性は高いと言える。

反面いかなる武器を作り出そうとも使い手が十分に扱えなければその特性を活かしきることができないため、様々な武器を扱うためにはかなりの鍛錬が必要だと考えられる。君麻呂はこの屍骨脈で五つの舞を持っている。

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