日向ヒアシ

日向ヒアシ
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ ページ 著者:岸本斉史

日向宗家当主・日向ヒアシ

日向ヒアシは木の葉の名門、日向一族宗家の当主で、日向ヒザシの兄であり、日向ヒナタ日向ハナビの父親。ヒザシの子である日向ネジにとっては叔父にあたる。

厳格な父親で、幼いころから娘たちには柔拳の英才教育を施している。紅がヒナタを下忍としての任務に当てることの危険を確認に行った際は、五つ下のハナビにすら劣る出来損ないで、日向には要らぬとした。

かつて雲隠れとの戦争を回避するため、木の葉は日向ヒアシの死体を渡せとの要求を飲んだが、最初からヒアシとそっくりの弟ヒザシの死体を渡すつもりでおり、ヒザシが宗家の身代わりとして殺されたため子であるネジからは恨まれていた。

中忍試験でネジがナルトに負けた後ネジの元を訪れ、ヒアシは事件の際もともと自分が死ぬつもりでいたこと、ヒザシは宗家の身代わりとして殺されたのではなく、兄を守るため自らの意思で死を選んだことを明かす。しかしネジにはそんな話は信じられないとされ、土下座までした。その後はネジとのわだかまりは解消され、ネジの修行に付き合ったりもしている。

宗家であるヒアシもまた、宗家と分家のならわしの犠牲者であったのかもしれない。ヒアシは反対したにもかかわらず実の弟であるヒザシを身代わりとして失い、ネジには信じてもらえないのではないかという不安から本当のことを話せずにいた。

幼い娘たちに英才教育を施しているのも日向宗家を守らなければならないプレッシャーからで、ヒナタを要らぬと言ったのも、ヒナタが大切だからこそ外に出て様々な経験をしてほしかったからではないだろうか。ネジとの件があってからはヒナタとの関係も改善されており、根っからの頑固者ではなく、本来は優しく少し不器用な人物なのだろう。

第四次忍界大戦での活躍

第四次忍界大戦では薬師カブトに穢土転生されたヒザシと戦う。その状況を分家の自分に課せられた運命だと嘆くヒザシに「そんな運命などない」とし、今や宗家と分家が仲間として守りあう関係になったことを告げた。また、十尾との戦いではネジと連携して回天で攻撃を防ぐなど活躍を見せた。

忍者としての能力

日向宗家の当主だけあり、その実力は非常に高く、木の葉崩し編では八卦掌・回天で複数の敵を倒したり、第四次忍界大戦でも活躍が見られる。特に回天は得意なようで、ネジ以上の広範囲に地面がえぐれるほどの威力を披露している。

日向は木の葉にて最強

木の葉崩し編、第四次忍界大戦ともに「日向は木の葉にて最強」と口にしているが、後半になるにつれ戦闘はまるで怪獣大戦争なため、どうみても戦いについていけておらず「日向は木の葉にて最強(笑)」とネタにされてしまった。

コラ画像も多く出回っているが、コラ画像ではうちはマダラを吹っ飛ばしたり、地形が変わるほどの八卦掌回天を披露したりしている。また、ネジやヒナタと一緒に「日向は木の葉にて最強」と言うほほえましい(?)コラ画像も出回っている。

プロフィール

  • ● 年齢 42→45歳
  • ● 身長176cm
  • ● 体重66kg

使用する術

白眼     -日向一族に伝わる血継限界。
八卦空掌   -掌底の衝撃波で攻撃する術。
八卦掌・回天  -ヒアシが最も得意とするであろう柔拳の技。

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