照美メイ

照美メイ
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ五十 39ページ 著者:岸本斉史

五代目水影 照美メイ

照美メイは霧隠れの里の五代目水影でモデル体型のセクシーな美女。しかし三十路(三十歳)で独身のため「結婚」に関する言葉に敏感で、全く関係のない言葉でも発音が同じだったり近ければ聞き違えてしまうほど。

五影会談に向かう前は「近頃の若者は”根気が”」「会談に”遅れる”」などの言葉から”婚期が遅れる”を連想し、付き人の青に「黙れ殺すぞ」と笑顔で言い放ち青を困惑させた。

青の発言はだいたい正論なのだがなぜかメイの聞きたくない言葉や発音が含まれることが多く毎度被害を受けるのは青である。同じく五影会談の付き人に選んだ長十郎のことはえらく気に入っている様子。

なぜ結婚できないのか

外見は美人なうえ部下や他里の者にも丁寧な口調で話す良識人で、五影会談では自身の立場が不利になるにもかかわらず先代の水影が暁とつながっていた可能性を打ち明けるなど正直者でもあるメイが三十路にもなってなぜ結婚できていないのだろうか。

笑顔で「黙れ殺すぞ」というのは恐ろしいがそれも婚期などに関する話のときだけで、二十代のころはこの行動はなかったのではないかと考えると一見悪いところが見当たらないため、筆者の勝手な想像で3通りの理由を考えてみた。

1.結婚に対して意識過剰なのではないか

会話の内容を理解できないほど敏感に反応してしまうということは、二十代の頃は婚期に関する焦りはなかったとしても逆にポジティブな方向の妄想がひどかったのではないだろうか。

仲の良い男性とデートするだけで舞い上がってしまって、相手を置いてけぼりの妄想に入り引かれてしまったという可能性はあり得そうである。

2.美人すぎたのではないか

現実でも美人で仕事もできる「カッコイイ女性」が婚期に悩むという話は珍しくなく、男性の方が女性に見合わないと思ってしまいアタックすることすら諦めてしまうというケースもある。

照美メイも美人なうえ基本的に愛想もよく水影になるほど仕事のできる人物であったことを考えればこのパターンはかなり濃いのではないだろうか。

3.恋人が戦死したためではないか

悲壮なパターンだがNARUTO-ナルト- の世界観では争いで人が亡くなることは珍しくなく、特に五大国で最も安定した強国である木の葉隠れの里と比べて水隠れの里はより戦乱が多かったとも考えられる。

メイの「婚期が・・・」というのはギャグシーンなのでこんなに重い背景があるとは考えたくないが、綱手も最愛の恋人だった加藤ダンを戦争で失っていることを考えるとあながち否定できない。

忍者としての能力

火、水、土遁の3つのチャクラ性質を持ち、溶遁と沸遁という二つの血継限界を使用できる珍しいタイプの忍。溶遁は酸でサスケの須佐能乎を溶かすほどでありバリエーションが多いだけではなくそれぞれの術がかなり高度なもののようだ。

第四次忍界大戦では大名たちの護衛についており戦線に出ていなかったが、本物のうちはマダラが穢土転生により復活したことを受けて不知火ゲンマ達の飛雷神の術で戦場に向かうも敗退した。

使用する術

溶遁・溶怪の術 -チャクラを強い酸性で粘質の液体に変換し吹き出す。
沸遁・巧霧の術 -強い酸性の液体を霧状にして吹き出す。

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