出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ六十五 114ページ 著者:岸本斉史
マダラの父 うちはタジマ
うちはマダラ、イズナの父。マダラがうちは一族の長となっていることからそれ以前は父であるマダラが一族の長だったと思われる。マダラが長となってからは登場していないためそれまでの千手との戦いで命を落としたのだろう。
うちは一族として
マダラが五人兄弟だったと言っているため他にも子がいたはずだが忍里のシステムが構築される以前は幼くして亡くなる忍の子が多く、タジマの子たちもまた度重なる戦乱の中死んでいった。
マダラが宿敵である千手一族の柱間と会っていることを知り、イズナと共に姿を隠してマダラに同行するがマダラは柱間に罠の存在を教えた。しかし奇しくも柱間の父、千手仏間も同じことを考えており対峙することになるが分が悪いというマダラの分析のもとその場は撤退した。
忍者としての能力
千手の長である仏間とほぼ同じ力を有していることからも当時のうちは一族で最高クラスの力量を持っていることは間違いないだろう。上記の戦いでも二人はほぼ同じ力量であることを知っていたため隙を作るべく互いの子を真っ先に狙った。
やや気になるのはマダラと柱間が参戦して三対三となった際にマダラに判断を仰いでいることである。マダラと柱間の力関係を聞くだけならわかるが判断そのものをマダラに任せてしまっているように見える。
このころマダラはすでに大人たちよりも強いと語っていることからもすでに実力はマダラに越されていたのかもしれない。とはいえ戦闘経験は確実にタジマの方が多いと考えられるため、自ら指揮をとらなかったのは腑に落ちないところである。