百豪の術

百豪の術
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ五十九 125ページ 著者:岸本斉史

百豪の術とは

百豪の術は五代目火影・綱手の術で額に長年かけてチャクラを溜め続けることで緊急時にはその大量のチャクラを利用することができる。百豪の術によって溜めたチャクラは陰封印・解によって解放することができ、綱手は忍法・創造再生を発動する際に使用している。

百豪の術によってチャクラが溜まると額に白豪の印♦が刻まれる。また、溜めていたチャクラを使い切るとこの印は額から消える。

白豪の印

綱手の愛弟子であるシズネによると、三年間常に一定量のチャクラを額に溜め続けることで白豪の印を刻むことができる。しかし綱手は短冊街でチャクラを解放した後もあまり時を待たずして再び白豪の印を刻んでいる。

また、第四次忍界大戦では忍法・創造再生によってチャクラを使い切り白豪の印が消えた後も加藤ダンにチャクラを分け与えられてすぐに白豪の印が復活していることから、必ずしも三年かける必要はないと考えられる。

作中では綱手が時間をかけずに白豪の印を刻める理由は明らかにされておらず、百豪の術の熟練度によってチャクラを溜める速度が変わるのか初代火影・千手柱間の孫である綱手だけは特別にチャクラを溜めるのが早いのかは不明。

また、春野サクラは白豪の印を刻んだことで飛躍的にパワーアップしたことから、百豪の術によってチャクラを溜め終わるだけでもある程度肉体が強化されると考えられる。

百豪の術を使う忍

綱手

百豪の術を開発した忍で額には常に白豪の印を刻んでいる。しかしうちはマダラは柱間は印を結ぶことなく傷を癒すことができたと語っており、綱手が忍法・創造再生を使った際は印を使わずに傷を治す柱間と同じ術だと語っているため原型になる術は柱間がすでに確立していたのかもしれない。

春野サクラ

百豪の術をどの程度極めているのかは不明で忍法・創造再生も今のところ使用していないが、第四次忍界大戦中にチャクラを溜め終わり白豪の印を額に刻んでいる。

しかし綱手との修行やカンクロウへの医療忍術、暁のサソリとの戦いや天地橋でのナルトの暴走で気絶したこともあったにもかかわらず、この三年間でよく一定量のチャクラを溜め続けるという芸当ができたものだ。

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