うちは返し

うちは返し
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ六十三 75-76ページ 著者:岸本斉史

うちは返しとは

うちは返しはうちはマダラ六道仙人の宝具である芭蕉扇(ばしょうせん)を使って九尾チャクラモードのうずまきナルトの尾獣玉をはね返した術。術の詳細は語られていないが敵の忍術を吸収して弾き返すものと考えられる。

芭蕉扇によって受け止められた尾獣玉は爆発せずに勢いをいなされ消失した後、逆方向にチャクラの塊となって放出されている。攻撃したのがナルトの影分身だったため本体にダメージはなかったもののマダラの恐ろしさを改めて思い知らせた。

オビトがマダラに芭蕉扇を返す際「もともとアンタの物だ」と発言しており金角・銀角兄弟が手に入れる前はマダラが所持していたものと考えられる。そのため五つの性質変化を自在に発生させるという一般に知られた芭蕉扇の使い方とは異なる利用法を知っていたのではないか。

威力

作中で多くを語られていないため、相手の攻撃をそのままの威力で返すのか、さらに増幅させて返すのかなど詳しいことはわかっていない。ただしこの手のカウンター技は攻撃直後で無防備状態の相手に攻撃するため、仮に多少落ちるとしても十分な威力を持っているといえるだろう。

応用力

芭蕉扇には自ら攻撃する能力もあるためカウンター忍術であるうちは返しが加わることで応用性は大きく向上する。そうでなくともカウンター系の能力は珍しいため重宝するだろう。

気になるのは技名にうちはの名が入っていることだ。うちは一族は六道仙人の血縁にあたり、うちはの家紋は火を操るうちはを持つ者の意とされているが、そのうちはこそが芭蕉扇なのではないだろうか。

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