出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ二十七 155ページ 著者:岸本斉史
のはらリン 人物紹介
のはらリンははたけカカシの少年時代を描いたカカシ外伝にて、カカシと同じ班の医療忍者として登場する。性格は落ち着いていて大人びており、いつもいがみ合っているカカシとうちはオビトの仲を取り持っている。カカシに恋心を抱いており、上忍就任のプレゼントに個人用特別医療バッグをプレゼントした。
第三次忍界大戦時、神無毘橋の戦いで、カカシが上忍になったことと木の葉の戦力不足が理由で担当上忍である波風ミナトとは別行動をとり、カカシを隊長とした三人一組(スリーマンセル)で敵である岩隠れの補給線を絶つ任務にあたるが、奇襲を受けさらわれてしまう。
このときカカシはリンを見捨てて任務の遂行を優先するが、オビトの仲間を想う気持ちに押され、二人でリンの救出に成功する。しかし脱出の際にカカシをかばったオビトが岩の下敷きになってしまい、オビトの意思を組みカカシにオビトの写輪眼を移植する。
神無毘橋の戦いの後
霧隠れの忍にさらわれるが、オビトと「リンを守る」と約束したカカシに助けられる。しかし、これは霧隠れの策略であり、この時すでにリンは三尾の人柱力とされており、木の葉についたとき体内の三尾を暴走させる予定であった。
それを知っていたリンはカカシに自分を殺すように促すが、カカシはオビトとの約束を守るため、そして仲間を守るためリンを殺さずに済む方法を探すと言うが、追ってきた(ふりをしていた)霧隠れの忍にカカシが放った千鳥に自ら飛び込み亡くなった。
実は生きていたオビトはこの光景を一部始終目撃しており、大好きだったリンの死とそれを強いる忍の世界に絶望し、後に戦争を引き起こすきっかけとなってしまった。
忍者としての能力
作中でも登場シーンが少なく、直接の戦闘シーンもないため戦闘能力は不明。チーム唯一の医療忍者であるため積極的に前線に出るべきではないため当然と言える。さらわれるシーンが多いが、これはリン自身の守備能力の低さもあるが、それ以上に医療忍者を守るのは隊の鉄則であり、カカシやオビトの未熟さゆえと言える。
むしろ当時13歳という年齢で医療忍術を会得していたことや、仲間の死を目の前にして的確に写輪眼を移植する胆力は優秀だと言える。当時戦争が頻発していたため、戦場慣れしていたことも影響しているのだろう。
プロフィール
- ● 誕生日 11月15日
- ● 星座 さそり座
- ● 血液型 A
- ● 好きな食べ物 苺
- ● 嫌いな食べ物 佃煮
- ● 得意な術 医療忍術
- ● 好きな言葉 友愛
- ● 趣味 貝殻集め