出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ四十四 142ページ 著者:岸本斉史
妙木山二大仙人(仙蝦蟇) フカサク
フカサクは妙木山の二大仙人(仙蝦蟇)の一人(一匹)で、自来也とナルトに仙術を教えた師匠。敬意を込めてフカサク様と呼ばれる。自来也の肩に乗るくらいのサイズだが仙術を極めているだけあって自身の数百倍はありそうな岩を持ち上げることもできる。
口うるさくワガママな妻のシマを上手くなだめている懐の深い蛙。時々言い返して夫婦喧嘩にもなるが自来也の見得切りには「うるさいわい!」とシマと息ぴったりで突っ込んでいる。
自来也と共にペイン六道と戦い自来也が最期に残した暗号文を木の葉に伝えた。その後自来也の弟子であったナルトに自来也の戦死を伝えた際、ナルトが自来也をまっすぐに慕っていたことを感じ、予言の子がナルトであってほしいと願い仙術を教えるため妙木山についてくるよう促した。
ペインが木の葉を襲撃した際はナルトと共に戦うが、ペイン天道の万象天引に引っ張られて串刺しにされ絶命した。しかしナルトがペインを倒したのち長門の輪廻天生の術の術により生き返った。
忍者としての能力
忍者というより仙人だが作中では仙術チャクラを練りこんだ幻術を使用しているほか、ナルトに蛙組手を教えていることから体術も使えると考えていいだろう。
老齢とはいえナルトが通常のチャクラだけで持ち上げられなかった岩を持ち上げているため仙術を使えば腕力もかなりのもののはずだが、もともと戦闘タイプでないためか戦場ではあくまで援護に徹している。
使用する術
仙法・蛙鳴き
シマとの合唱の歌声を衝撃波にして相手にぶつける術。
魔幻・蝦蟇臨唱(まげん・がまりんしょう)
歌声で敵の聴覚にうったえかける幻術でシマと二人で発動する。かけられた相手は金縛りの幻術にはまり身動きがとれなくなる。ノドへの負担が大きいため使用後はせきこんでしまっていた。
蛙組手
仙術を教える際ナルトに蛙組手も教えた。サイズの問題からか本人は肉弾戦闘は行っていないためどの程度の実力を持っているのかは不明だが、あの巨大な岩を持ち上げる力で殴られれば痛いでは済まないだろう。