出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ四十七 20ページ 著者:岸本斉史
万象天引(ばんしょうてんいん)とは
万象天引は輪廻眼を開眼した者が使える引力を操る術。神羅天征と対を為すペイン天道の術で作中ではカカシやナルトなど敵の体を自身の元へ強制的に引き寄せたり、敵に物質を引き寄せて当てたりといった使い方をしている。
威力
引き寄せるだけなので万象天引自体に殺傷能力はないが仙人モードのナルトを強制的に引き寄せるだけの引力を発生させていることから、おそらくほとんどの忍は踏みとどまったり回避したりすることは不可能だと考えられる。
神羅天征のように巨大な規模で発動することができるかは不明だが、引力を操るという特性は地爆天星と深く関わっているようにも見える。もしかすると万象天引を応用して大規模で発動した術が地爆天星なのかもしれない。
応用力
特にデメリットなども語られていないが敵を自分に引き付けてしまうこと自体がリスクともいえる。とはいえ自分に向かって引き寄せるだけでなく、敵に岩を引き付けることもできるため必ずしも敵に接近してしまうというリスクを負う必要はなく、遠距離でも十分に使える術である。
そもそも万象天引を使うためには輪廻眼を開眼している必要があるため、逆に言えば万象天引だけしか使えないという状況は起こりえない。そのため実際には神羅天征をはじめとする六道の術全てが使える前提で応用性を考えることになるので、いかようにでも使い道があるだろう。