夜ガイ

夜ガイとは

夜ガイはマイト・ガイが八門遁甲の陣において使用した最後の技。渾身のチャクラを練り上げて放つ蹴りで、「積」で一度タメに入ってから「流」で攻撃に移る。練り上げたチャクラの形状なのか技の象徴するイメージなのか、術者は巨大な龍に包まれて見える。

チャクラを練り終えた段階で全身が赤く染まりヒビ割れたようになっていたが、これが夜ガイの反動によるものなのか、それとも死門を開いたことによって命が尽き果てる前兆だったのかは不明。

発動後は足の先から砂が崩れるように肉体が崩壊していこうとしていたが、ハゴロモに六道の力を授かり駆けつけたナルトによってガイの命の火は再び灯された。

威力

練り上げたチャクラだけでもマダラに「体術においてオレの戦った者の中でお前の右に出るものは一人としておらん!!」と言わしめるほどで、いざ攻撃に入ると圧倒的なスピードだけでなく空間がねじ曲がり回避することもままならなかった。

直撃したマダラは全身に大ダメージを受け、胴体の一部が吹き飛んでいた。倒すには至らなかったものの、マダラ本人も「(危うく)死ぬところだった」とその力を認めている。

応用力

攻撃自体はいわゆる飛び蹴りで、力を最大に溜めて放つというシンプルなもの。完全に戦闘用、それも決戦用の最終兵器であり、他の局面への応用性があるとは思えない。(必要性もないだろう)

死門を開き八門遁甲の陣を敷いた時点で命を賭すことを前提としているため、ほとんど不可避で最大級の威力を誇る夜ガイは、敵の逃走や回避行動、ダメージ軽減による生き残りという不安要素を摘み取るにはまさに最適な技と言える。

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