出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ四十一 125ページ 著者:岸本斉史
妙木山の長 大ガマ仙人
大ガマ仙人は妙木山の頂に座す齢数千歳ともされる老蝦蟇。内に秘める莫大なチャクラは未来を垣間見る力を発揮し、彼の下した予言は今まで外れたことがない。妙木山の蝦蟇たちには大じじ様と呼ばれている。
歳のせいか物忘れがひどく自来也に予言を伝えるため自ら呼んだにもかかわらず「誰じゃったかいの」などとド忘れしたこともあり、シマには大ボケじじいなどと言われてしまっているが自来也がエロいということだけはしっかりと覚えていた。
自身が見た己の未来は数百年後に妙木山に現れた少年に蝦蟇の力を与えるというもので、その少年こそ自来也だった。そして自来也に与えられた予言は将来立派な忍となった自来也の弟子が、忍の世にそれまでにない安定か破滅という形で大きな変革をもたらすというものだった。
忍者としての能力
さすがに歳のためか作中では椅子に座ったまま動いたことがない。そのため戦闘能力は不明だが自来也の数十倍はあろう巨体や妙木山の蝦蟇たちを総べる役割から若かりしころは相当な仙術使いの蝦蟇だったのだろう。
外れたことがないとはいえ予知能力はいわゆる予知夢のようなもので自在に扱えるわけではなく、しかも断片的にしか見ることができない。それゆえ自来也に下された予言も自来也の選択次第で大きな変革が起きることは予知したが、自来也がどういった選択をするべきかまでは予言できなかった。