出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ二十一 194ページ 著者:岸本斉史
音の四人衆 次郎坊
次郎坊は音の四人衆の一人で通り名は南門の次郎坊。四人衆の中では常識人で多由也の口の悪さをよく注意している。
サスケ奪還編では秋道チョウジと戦い秋道家秘伝の丸薬であるホンレン丸、カレー丸で肉体を強化したチョウジに対し呪印の力で対抗していたが死と引き換えに爆発的に能力を高めるトンガラシ丸を使用したチョウジの攻撃・蝶弾爆撃に敗れた。
四人衆の三人は次郎坊がナルト達を全員倒して来るものだと思いトラップは一切仕掛けていなかったが、シカマルが次郎坊に変化して近づいたところ多由也の悪口に素直に謝ったことから次郎坊ではないと見抜いた。
この時多由也によって四人衆の中で最弱だったことが明らかになっており三人が即座に戦闘態勢に入れたのもうなずける。チョウジのことを散々足手まといのデブなどとのたまっていたが本人こそが仲間にそう思われていたようだ。
忍者としての能力
その巨大な体格を活かした破壊力のある体術を得意とするほか土遁系の忍術も使用する。特にナルト達を閉じ込めた土遁結界・土牢堂無は土で包み込んだ相手からチャクラを吸い取ることができるうえ内部からの攻撃には頑丈で、ダメージを与えても修復されるという強力な術。
次郎坊の使用する土遁忍術は巨大な岩を持ったり投げたりと云ったものが多くどこまでが忍術でどこまでが体術なのかいまいちわかりにくい。土遁・土陵団子にしても巨大な岩を作り出すのが忍術なのか、それとも岩を持ち上げたのは自力で投げるのが忍術なのか、はたまたそれができるだけの肉体強化をもたらす術なのかといった具合。
ゲームキューブ激闘忍者大戦4で登場した際に手裏剣の代わりに岩を投げていたのには筆者も吹き出してしまった。次郎坊ならわからなくもないがそのモーションの遅さゆえ隙だらけになってしまうため残念ながら彼を使用してプレイすることはほとんどなかった。
プロフィール
- ● 14歳
- ● 身長 181cm
- ● 体重 97kg
使用する術
突肩 -肩から相手に突っ込む。要は体当たり。
崩昇 -相手を掌で突き飛ばす。いわゆる張り手。
昇撃掌 -超倍化の術で巨大化したチョウジを弾き飛ばすほどの威力を持った掌底。
圧掌 -地盤を崩壊させるほどの威力を持った掌底。
岩撃 -チョウジに簡単に受け止められたためかただのパンチにしか見えない。
土遁結界・土牢堂無 -ナルト達を閉じ込めた土遁の結界忍術。
土遁・土陵団子 -身の丈の100倍くらいありそうな巨大な岩を投げる。
土遁・土陸返し -土を畳のように返し攻撃を防ぐ壁とする。
昇膝 -相手をひざで蹴り上げる。つまるところ膝蹴り。
口寄せの術(アニメ)