出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ二 155ページ 著者:岸本斉史
水遁・水龍弾の術とは
水遁・水龍弾の術は龍をかたちどった水の塊を相手にぶつける水遁忍術。作中で最初に使ったのは桃地再不斬だが、写輪眼で印をコピーしたカカシもほぼ同時に術を発動させている。
使用する忍は多いがいずれも上忍クラス以上の実力者のため会得は容易ではないと考えられる。かなりの威力を持っており再不斬とカカシがこの術をぶつけ合った際は嵐のように水が降り注いだ。
応用力
前述の戦いでは波の国に向かっていることもあり水場が近かったため問題にはならなかったが、水遁系の術の中でも大量の水を必要とする術は近くに水がないところで使用するには膨大なチャクラを必要とする。
これは水場での使用なら水にチャクラを練りこみ形態変化させてコントロールすれば済むが、水のないところでは性質変化で水を作り出すか時空間忍術で水を転移させてくる必要があるためだと考えられる。
そのため他の性質変化の系統と比べ使い勝手が悪くなってしまいがちで、さらに水龍弾のような大型の術は目立ってしまうため暗殺にも不向きという難点がある。
水遁・水龍弾の術を使う忍
桃地再不斬
波の国へ向かっていたカカシ班と交戦した際に使用した。しかしカカシの写輪眼でコピーされたうえ心を読まれたかのように錯覚させられ危ういところで白に助けられる。
はたけカカシ
再不斬の印を写輪眼でコピーしほぼ同時に術を発動させた。この戦いで水龍弾の術をコピーしたため以降も使用する場面がしばしばみられる。
千手扉間
三代目火影・猿飛ヒルゼンとの戦いで使用。ヒルゼンの土遁・土流壁に防がれたものの水のない場所で高位の水遁忍術を使えるのはさすが二代目火影といったところだ。