砂瀑送葬

砂瀑送葬

出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ七 94ページ 著者:岸本斉史

砂瀑送葬とは

砂瀑送葬は砂縛柩で捕えた敵を砂の圧力で潰す我愛羅の術。初めに登場したのは中忍試験死の森で雨隠れの忍と戦った時で、その圧倒的な威力で敵を木端微塵にした。

後にこの術の上位種と思われる砂瀑大葬、砂瀑層大葬が登場しており、守鶴を除けば砂を唯一の武器とする我愛羅にとって砂の圧力で潰すこれらの術が最も高い攻撃力を持っている。

威力

高い威力を誇りまともに食らえば雨隠れの忍同様原形をとどめてはいられないだろう。この術を左半身に受けたロック・リーは八門遁甲の副作用もあるが忍としてやっていくことができないほどのダメージを受けた。

唯一この術を耐え抜いたのは君麻呂で彼は皮膚のすぐ下に骨の幕を張ることでガードしたが、こんな芸当ができる忍は他にはいないだろう。そもそも砂縛柩で相手に砂を纏わらせてから繰り出す術のため使用した時点でほぼ勝利が確定している。

応用力

我愛羅の砂それ自体の応用力は幅広いが、砂瀑送葬に限って言えば決定打用の術なので特に応用性はなくその必要もない。暁のデイダラとの戦いを見る限り射程距離はかなり広く、これだけ遠距離で必殺と呼べる威力を誇る術は珍しく確実性も高い。

砂と影でやや性質は異なるが敵を捕らえるまでが勝負の奈良シカマル影真似の術に近いかもしれない。しかも捕えた後味方の補助がなければ決定打につなげづらい影真似の術と比べると、自力で決定打に結び付けられる我愛羅の術はかなり強力だろう。

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