出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ三十九 31ページ 著者:岸本斉史
天秤の重吾
普段は戦いを好まない優しくおとなしい性格だが異常な殺人衝動を抑え込んでおり、それが限界に来ると我を忘れ性格も見た目も殺人鬼に変貌する。殺人衝動を抑えるため自分から大蛇丸に捕まり北のアジトに幽閉されていたが、大蛇丸を倒したうちはサスケが小隊に加えるために訪れると君麻呂が命がけで招いたサスケの価値を見極めるために同行する。
自分の殺人衝動を抑えることができる君麻呂に対しては唯一心を開いており、君麻呂も呪印の力を与えてくれた重吾に感謝している。サスケ奪還編でアジトを出る際、おそらく死を覚悟していたであろう君麻呂が重吾の元を訪れていることからも両者の信頼関係は深いものだったことがわかる。
「蛇」に加入した後は小隊でキラー・ビーの拘束を目論むがビーのタコ足分身に気付かず逃げられている。その後五影会談に侵入するもゼツが侵入をバラしたことにより交戦、戦闘終了後はサスケに置き去りにされ侍に見つかり、水月と共に牢に入れられるが第四次忍界大戦がはじまって程なく脱出している。
呪印の唯一のオリジナル
温和な性格と殺人衝動に駆られた際の二面性からかある村では天秤の重吾という名で恐れられた。重吾の能力は呪印のオリジナルであり、大蛇丸が音の五人衆やサスケに与えた呪印は重吾の体液から作られたもの。
重吾の一族はもともと自然エネルギーを取り込むことのできる体質を持っており一族ではこの力を仙人化と呼んでいた。カブトによると仙術に由来する能力らしい。
忍者としての能力
オリジナルだけあって呪印の能力を最も使いこなしており、他者の血肉を取り込んで自身の肉体を回復させたり、逆に他者に自分の肉体を分け与え吹き飛んだ体の部位を再生することもできる。サスケが呪印の部分変化を使用した際は呪印を扱うのが上手いと評価している。
体を様々な形状に変化させて戦うほか鳥などの動物と意思の疎通を図ることができる。五影会談で四代目雷影・エーと交戦した際は呪印も殺人衝動も全面的に開放するが敗れている。キラー・ビーと戦った際も四人がかりで絶体絶命の危機に陥っており、五影クラスの実力者には遠く及ばないようだ。
プロフィール
- ● 誕生日 10月1日
- ● 年齢 18歳
- ● 星座 てんびん座
- ● 身長 202.1cm
- ● 体重 75.8kg
- ● 血液型 AB型
- ● 性格 マイペース、臆病、凶暴
- ● 好きな食べ物 小魚、牛乳
- ● 嫌いな食べ物 鶏肉
- ● 好きな言葉 無垢三昧
- ● 趣味 鳥と戯れること、森林浴