飛段

飛段
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ三十五 63ページ 著者:岸本斉史

ジャシン教信奉者 飛段

飛段は暁のメンバーの一人でトビが入る以前は最も新入りだった。銀髪のオールバックに紫がかったピンク色の眼をしており暁では角都とパートナーを組んでいる。指輪に刻まれている文字は「三」。

「汝、隣人を殺戮せよ」を教義とした新興宗教ジャシン教を信仰しており、二尾の人柱力である二位ユギトと戦っている最中に儀式の準備として神に祈りを捧げたり、戦いが終わった後も30分以上儀式を行ったりするほどの熱狂的な信奉者である。ちなみに殺戮をモットーとしているジャシン教では半殺しはダメだと戒律で決まっているらしく、ターゲットを殺してはならない人柱力狩りはやる気にならないとしていた。

また金にも疎いため暁の資金調達を任されている角都とはよく言い争いになることもあるが、気が立つとすぐにパートナーを殺してしまう角都にとって殺せない飛段でしかパートナーは務まらないとしており、暁の中では珍しく連携も巧みであることからなんだかんだ関係は良好な様子。 鬼鮫いわく「ゾンビコンビ」。

アスマ班との戦い

角都の意向で火の国に入ってすぐ守護忍十二支の元メンバーであった火ノ寺の僧侶・地陸を賞金目当てで殺害しており、暁が火の国に入り込んだという情報を得た五代目火影・綱手は二十小隊を新編成し討伐にあたる。

猿飛アスマ、はがねコテツ、神月イズモ、奈良シカマルで構成された小隊と戦闘になるが、不死身の体とある条件下で自らが受けた傷を特定の相手にも与える不可解な呪術・死司憑血で返り討ちにする。シカマルたちは増援が駆け付けたうえ飛段たちも尾獣封印に呼び戻されたため撤退することができたが、この時に負った傷でアスマは命を落としている。

その後はたけカカシ、山中いの、秋道チョウジ、奈良シカマルの四人で新たに構成された小隊と戦い、一度術を見たシカマルにあらかじめ作戦を立てられ角都と分断された上で全身バラバラにされ生き埋めにされる。

忍者としての能力

急所を突かれようが首をはねられようが死なない不死身の肉体を持つ。なぜ不死身なのかは作中では語られなかったが「者の書」で語られており、ジャシン教の繰り返した人体実験の結果で飛段が初の成功体として得たものとされている。

作者曰く栄養を取らないと死ぬし腐りもするらしい。ただこの不死身の体は「殺戮によって持続する」とあり、死司憑血で人を殺めることがその条件と思われる。

攻撃スピードは暁でもっとものろまで下手だとしているが木の葉の上忍である猿飛アスマやはたけカカシと対等以上に渡り合うほどの実力を持つ。そのうえ呪術のための陣さえ描ければ、相手にかすり傷ひとつでも与えることでほぼ勝利が確定する。

不死身の上ほぼ一撃必殺と恐ろしい能力の持ち主だが複数を同時に死司憑血にかける描写は作中では描かれておらず、能力の特性的にも一人ずつしかかけられないのではないか。

また不死身と言っても首を切断された際は自分で元に戻すことができず角都に縫い合わせてもらっていたため、急所を突くのではなく切断すれば自力での回復はできないと思われる。

プロフィール

  • ● 年齢      22歳
  • ● 誕生日     4月2日
  • ● 星座      おひつじ座
  • ● 血液型     B型
  • ● 身長      177.1cm
  • ● 体重      56.8kg
  • ● 好きな食べ物  スペアリブ
  • ● 嫌いな食べ物  野菜類全般、精進料理
  • ● 趣味      ジャシン教の活動

使用する術

呪術・死司憑血 -相手の血を摂取し陣の上に立つことで自らが受けた傷をその相手にも与える。

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