うずまき一族の次世代 ボルト
うずまきボルトは七代目火影・うずまきナルトとその妻となったヒナタの息子。妹にヒマワリがいる。金髪蒼眼に頬には猫の毛のような跡が2本と外見はナルトにそっくりだが、ナルトとは対照的に火影を毛嫌いしている。口癖は「~ってばさ」。
名前の由来はナルトが尊敬した天才忍者・ネジを意識したのではないかという噂が囁かれているが、真偽の程は定かではない。
2015年8月公開予定の映画「BORUTO ボルト -NARUTO THE MOVIE-」では映画タイトルに名前が入っていることから、ボルトを中心としたストーリーが展開されることが予想される。
火影岩への落書き
火影として仕事が忙しくなかなか構ってくれない父親の気を引くために火影岩に落書きをするなど、幼いころのナルトを思わせるイタズラをしている。
しかしこの落書き、
- 初代火影(千手柱間) → バカ(実際に天然)
- 二代目火影(千手扉間) → インケン(卑劣様…)
- 三代目火影(猿飛ヒルゼン) → スケベ(鼻血ブー)
- 四代目火影(波風ミナト) → ジジイ(祖父)
- 五代目火影(綱手) → ババア(実年齢…)
- 六代目火影(はたけカカシ) → マスクの上に口の落書き
- 七代目火影(うずまきナルト) → アホ、クソオヤジ(アホだし親父)
実に的確である。火影を毛嫌いしている割に随分歴代火影の特徴に詳しい。
火影を嫌う理由
おそらくは父親が火影であるためにあまり自分のために時間を割いてくれず、「火影なんてダッセー」「火影になんか絶対になりたくねー」などと口にしているのは、父親に構って欲しい気持ちの裏返しだと思われる。
とはいえ父も母も健在で、九尾のせいで不当に避けられているわけでもなく、ナルトも仕事の合間をぬってボルトの修行がてら鬼ごっこをするなど十分気にかけている様子。かつてのナルトと比べるにはあまりにも順風満帆であり、どちらかと言えば木の葉丸の方がまだ近い。
忍者としての能力
ボルトたちの世代が忍者学校(アカデミー)の卒業試験を受ける直前から描かれる外伝・~七代目火影と緋色の花つ月~ではメインストーリーにほとんど関わっておらず、戦闘能力が図れる描写はナルトとの鬼ごっこくらいである。
この時点ですでに影分身の術を習得しているが、それ以外の点については相手が火影ということもあって考察するのは難しい。
ただし、ジャンプの特集に掲載された情報では優れた素質が示唆されている。
使用する術
影分身の術
ナルトとの鬼ごっこで使用したのは多重ではなく、通常の影分身。多重が使えるのかは定かではないが、火影であるナルトが危険とされている禁術を息子に教えるとは考えづらい。というより、あってはならないことだろう。