カツユ

カツユ
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ十九 151ページ 著者:岸本斉史

大蛞蝓 カツユ

カツユは綱手の口寄せする大蛞蝓(おおナメクジ)で大きさは自来也の口寄せするガマブン太や大蛇丸のマンダにも匹敵する。扱いの難しいガマブン太やマンダと違い綱手に従順に従っており、綱手以外の木の葉の忍に対しても敬語を使って話す。

大蛇丸が綱手に腕の治療を要求した際の伝説の三忍による三すくみの戦いや、ペインが木の葉隠れの里を襲撃した際など綱手は戦闘の度にカツユを口寄せしており、第四次忍界大戦でも五影がマダラに敗れたあとにカツユを呼び出している。

能力

攻撃は口から強酸を吐き出す舌歯粘酸があるが、カツユの特筆すべき能力は体を無数に分裂させることにある。分裂した個体は全て意識を共有しておりリアルタイムで情報を伝達することができるほか、カツユのついた人物全員に綱手の治療を施すことができる。

ペイン襲撃時はこの能力を活かして里のいたるところでの戦闘状況を綱手に伝え、ペイン天道の巨大神羅天征から里の忍たちを守り、負傷者たちにくっついて綱手の治療を行き渡らせるなど大活躍だった。

さらにナルトが到着してからはペインの能力をナルトに伝える役割も果たしている。

使用する術

蛞蝓大分裂(ナメクジだいぶんれつ)

意識を共有したまま無数に分裂することができる。マンダに締め上げられた際はこの術を使って脱出しているほか、ペイン襲撃時は上記のとおり大活躍した術。

舌歯粘酸(ぜっしねんきん)

口から強酸を吐き出す攻撃技で岩をも溶かすほどの濃度を誇る。

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