出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ三十八 99ページ 著者:岸本斉史
不屍転生とは
不屍転生は大蛇丸が「この世に存在する全ての術を知るための時間を得る」という目的のため、数々の人体実験と十数年の歳月をかけて作り出した転生忍術。
他者の肉体に自分の精神を入れ込み乗っ取ることで生きながらえる実質的な不老不死の術。ただし一度転生を行うと向こう三年は次の器への転生はできなくなる。乗っ取られたものの強い意志は残留思念となって乗っ取った者の中に残るため、完全に消えてしまうわけではない。
サスケへの転生
木の葉崩しで三代目火影・猿飛ヒルゼンと戦った際に屍鬼封尽で両腕を封印された大蛇丸はそのダメージから体が限界を迎え、不屍転生で他の体に転生することを余儀なくされる。
当初はうちはサスケに転生する予定だったが音の四人衆が予想外にてこずったため、あらかじめストックしておいた幻幽丸に転生する。しかし不屍転生による副作用からかこの体も限界が近づいたころ、前回の転生から三年を経過するということもあり渇望していたサスケへの転生を考えるがサスケに強襲される。
転生の際は器となる者を体内に取り込み異空間を作り出して精神を覚めることのない眠りにつかせる。サスケもこの術で器にされそうになったが写輪眼の瞳力で術を跳ね返し逆に大蛇丸の全てを乗っ取った。