出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ十三 140ページ 著者:岸本斉史
不知火ゲンマ
不知火ゲンマは木の葉隠れの特別上忍で、もともと四代目火影を守る護衛小隊の忍だったが現在は五代目の護衛にあたっている。冷静だが堅苦しい感じはなくむしろやる気が抜けているようにすら見えるところなど、どことなく奈良シカマルに似ているようにも思える。中忍選抜では第三試験本戦の審判を務めた。
口には常に千本を加えており、吹くとクナイをも弾き飛ばすほどの威力を出すなどにわかには信じがたい肺活量の持ち主。四代目火影波風ミナトが健在の頃に飛雷神の術を教わっているが、並足ライドウ・たたみイワシと三人でなければ発動できない。
サスケ奪還編ではシズネ・ライドウ・イワシと共に任務に出ていた帰りに妙な気配を感じ、ライドウと二人で様子を確認に行ったところサスケと共に大蛇丸の下へ向かおうとする音の四人衆と戦闘になり重傷を負っている。
第四次忍界大戦では五代目水影照美メイたちと共に大名の護衛についていたが、本物のうちはマダラが復活したことによりメイを飛雷神の術でマダラのいる戦場へ飛ばし、ゴムのオッチャンことドダイと共に二代目土影・無(ムウ)を追う。
忍者としての能力
鬼童丸が「上忍二人相手じゃちとキツイぜよ・・・」と発言していたので上忍かと思っていたが特別上忍のようだ。火影の護衛小隊という立場や、ゲンマとライドウがやられた際シズネが「この二人がやられるなんて」と発言していることから戦闘能力は高いと思われる。
音の四人衆に敗れていることからいささか疑問もあるが、任務後で疲労していたことや二対四のうえ四人衆も呪印状態2で全力だったことを考えるとさほど不思議ではないのかもしれない。
しかしその後シズネに回復してもらいながら「あいつらの術、もはや忍の業じゃねぇ」と発言しているため、案外万全の状態で戦っても厳しかったのかもしれないが・・・。
プロフィール
- ● 年齢 30→33歳
- ● 身長 181cm
- ● 体重 71kg
使用する術
飛雷神の術 -ゲンマはライドウ・イワシと三人でやっと発動することのできる波風ミナトの術。