初代土影

初代土影
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ六十 184ページ 著者:岸本斉史

ダジャレ老人 初代土影

初代土影は岩隠れの里最初の長で本名はわかっていない。ダジャレが好きで口を開けば何でもダジャレ交じりに話し里の象徴や人生観を語る時ですらダジャレは忘れないが、人としての芯はしっかりしており幼いころのオオノキに己の中の意志の大切さを教えている。

忍者としての能力

オオノキ同様宙に浮く術を使っている以外詳しいことはわかっていない。とはいえ五影の一人であることを考えればかなりの実力者だろうし、特に初代土影であるため岩隠れの里の創設に大きく関わっているであろうことを考えると並大抵ではないだろう。

オオノキを見る限り宙に浮く術の利便性は突出しており、どの程度が限界かはわからないが少なくとも忍連合軍の作戦本部と雲隠れの離島(島亀)を往復できるほどで軽く大陸間移動できると考えていいだろう。

あとは強力な遠距離攻撃忍術さえあれば上空から一方的に相手を攻撃することができる。忍里のシステムが出来上がる以前からこの年齢まで生き抜いているという点も初代土影の実力を物語っているのではないだろうか。

オオノキに伝えたこと

弟子としていたのかオオノキに岩隠れの象徴である石磨きをさせていたが、オオノキが不満を漏らすと磨かせていた石を投げ捨て「こうやって新しい石を乗っけてもわかりゃせん」と言って度肝を抜いた。

初代土影が伝えたかったのは大事なことは見せかけだけの上辺ではなく己の中にある意志だとし、オオノキの意志が世界を変えうる力を秘めていることを見抜いていた。第四次忍界大戦でマダラの力を目の当たりにして戦意を喪失しかけたオオノキだったが、このときの初代土影の言葉を思い返し再度奮起している。

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