地爆天星

地爆天星
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ四十七 61ページ 著者:岸本斉史

地爆天星(ちばくてんせい)とは

地爆天星は輪廻眼を開眼した者が使える術で強力な引力を持つ黒いチャクラの球体を作り出しあらゆるものを引き寄せる術。球体の周囲は地面ごと引き寄せられ拡大した球体はまるで小さな星となる。

作中ではペイン天道が九尾化して六本目の尾を出したナルトを捕らえるために使用した。神羅天征にさえ耐えた九尾化ナルトだったが、壊滅した木の葉の里の地面ごと抉り取った地爆天星の引力には逆らえず引き寄せられてしまう。

しかし九尾化が進行し八本目の尾まで発現すると引力すらに抗い這い出した。強力な反面術者への負担も大きくこの術の使用後に長門は一気に衰弱していた。

威力

同じく引力を操る万象天引の比ではないほどの重力場を生み出しており、一度引き寄せられてしまうと脱出は困難。しかし引き寄せられたことによって身体的なダメージがあるのかは不明で、九尾化が解けた後ナルトは平然と地爆天星でできた小さな星に立っていた。

普通に考えればこれだけの引力に引き付けられれば人間の骨は自重を支えることに耐えられず内臓も潰れてしまうはずだが、九尾化解除後すぐに仙人モードになっていたため耐えられたのだろうか。

応用力

とんでもない技であることは間違いないが意外と弱点がわかりやすい術でもあり、引力を生み出している核に向かって強力な遠距離忍術を叩き込むことで破壊することができる。多少攻撃がそれようとも引き付けてしまうため狙いはおおまかでいい。

とはいえある程度岩などを引き付けてしまうと核まで攻撃が十分に届かなくなってしまうため、地爆天星の発動後速やかに核を破壊する必要があると考えられる。

また作中で破壊された際もナルトの風遁・螺旋手裏剣、イタチの八坂ノ勾玉、キラー・ビーの尾獣玉と三者の最強遠距離忍術で破壊された一回だけのため、核を破壊するために最低でどの程度の攻撃が必要なのかも定かではない。

地爆天星で一瞬でも敵の動きを止められればその間に別の攻撃を叩き込むという使い方もできるが、膨大なチャクラ消費の割にあまり使い勝手がいいとはいえないのではないだろうか。せっかく輪廻眼を持っているなら別の術を使った方がコストパフォーマンスが良さそうである。

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