出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ三十五 88ページ 著者:岸本斉史
火ノ寺の僧侶 地陸
地陸は火の国に火ノ寺ありと謳われた忍寺の僧侶で、かつては火の国の大名を守る守護忍十二士に選ばれたこともあるエリート忍者。その首には闇の相場で三千万両の賞金がかけられており、同じく賞金を懸けられている猿飛アスマとは守護忍十二士にいたころ背中を預け合った戦友でもある。
暁の任務で尾獣狩りをしていた飛段と角都が火の国に侵入した際真っ先に狙われたのが火ノ寺だった。火ノ寺の門には侵入を防ぐため封印鉄壁という強固な結界が張ってあったが、二人はこれをあっさりと破って侵入したため地陸は火ノ寺の僧たちとともに迎え撃った。
数の上では圧倒的に優勢だったものの暁の中でもゾンビコンビと呼ばれる二人には敵わず、地陸は飛段の術で呪い殺されその死体は角都によって闇の換金所に運ばれた。
忍者としての能力
火ノ寺の僧侶は皆仙族の才と呼ばれる特別な力を操るとされており、その中でも筆頭だった地陸は最もその力を使いこなしていたと考えていいだろう。かつて守護忍十二士に選ばれていることやその首にかかった賞金からも相当の実力者であることが伺える。
賞金の額が実力を明確に表しているとは限らないが、アスマに懸けられていた賞金が三千五百万両だったことを考えれば地陸も木の葉隠れの上忍クラスの実力を持っていたのではないだろうか。
なによりたった二人の侵入者相手に寺中の僧に援護させ総出で迎え撃った姿勢は微塵の慢心も感じさせない。それにしてもざっと見て三十人はいただろうにもう少し善戦できなかったのだろうか。
プロフィール
- ● 誕生日 7月1日
- ● 年齢 31歳
- ● 星座 かに座
- ● 身長 179.0cm
- ● 体重 59.1kg
- ● 血液型 A型