出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ五十四 40ページ 著者:岸本斉史
昼虎とは
昼虎は木の葉隠れの上忍マイト・ガイの体術で、八門遁甲・第七驚門を開いた状態で繰り出す正拳。相手に向かって一点に集中していく空圧正拳で、圧縮後は一気に拡散してとてつもない風圧を生み出す。干柿鬼鮫と戦った際に使用しており、そのすさまじい威力は鬼鮫の土俵である水中で鬼鮫の大鮫弾の術を突き抜けるほどだった。
威力
八門遁甲は第八死門を開くと火影以上の力を得る代わりに死に至るとされているため、その寸前であるを開いた状態で放つこの術は作中の体術の中で最高峰であることは間違いないだろう。この術でも十分火影以上の力があるのではないかとも思える。
反面その反動も大きく、使用後は消耗して動けなくなってしまうため、おいそれと多用できる術ではなさそうだ。ガイはこの戦闘の後鬼鮫の残したトラップで水牢の術にかかり、危機に陥っている。
応用力
ただの正拳なので特に応用の幅はなさそうだ。そのうえ使用に伴うリスクが大きすぎるため攻撃以外に使うことは難しい。ただの正拳だけに第七驚門を開いた状態であれば連発することもできるのかもしれないが、体術でもチャクラ自体、特に身体エネルギーは膨大に消費していると考えられるため、難しいだろう。放つ際に印のようなポーズをとっているが、これが空圧を集中拡散させるための印なのか、ガイのお決まりの青春ポーズなのかは定かではない。