出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ十六 147ページ 著者:岸本斉史
幻術 月読
月読はうちはイタチの左目の万華鏡写輪眼の瞳術。目を合わせた相手を空間・時間・質量すらも術者のコントロールする幻術の世界に引きずり込み拷問により精神に多大なダメージを与える。相手の意識に直接干渉するためこの幻術により体感する痛みや時間の感覚は術を受けた者にとって現実のそれとなんら変わらない。
通常の写輪眼を含む一般的な幻術では相手の精神にダメージを与えるために一定の時間が必要となるためそれまでに仲間に幻術を解いてもらえば破ることができるが、月読はその特性から現実世界の時間にして一瞬で幻術を体感させることができるため術にかかれば即座に幻術によるダメージを受ける。
また同様の理由から術者に隙が生じることもないという利点もある。
月読の世界で行われた拷問
- ● 十字架に磔にされ72時間刀で刺され続ける
- ● 過去のトラウマ(うちは一族の滅亡)を再現する
- ● 体を拘束され眼球を抉られる
応用力
目を合わせただけで敵を戦闘不能にできる恐るべき術で写輪眼の使い手以外はこの術に抵抗すらできないことからオフィシャルデータBOOK『闘の書』では最強の術と恐れられると記載されたこともあったほど。
また、攻撃だけでなく敵の幻術を解くためにも使用することが可能で、穢土転生されたイタチがカブトと戦った際は魔笛・夢幻音鎖による縛りを解くために使われた。
万華鏡写輪眼の瞳術全般に言えることだが強力な力を持つ反面術者への負担は大きく、チャクラを膨大に消費するうえに使えば使うほど視力が低下しやがては失明するというリスクもあるが、「永遠の万華鏡写輪眼」を手にすれば失明のリスクはなくすことができる。