出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ十 11ページ 著者:岸本斉史
木ノ葉旋風とは
木ノ葉旋風は敵に向かって跳びかかりながら上段後ろ回し蹴りから下段回し蹴りを連続で放つロック・リーの高速体術。サスケ奪還編で君麻呂と対峙した時は上位技の木ノ葉大旋風に強化された。
相手への接近と攻撃の両方を兼ねており、リーが戦場に駆け付ける際はたいていこの技で登場する。リーのスピードがあるからこそ奇襲に使えてはいるが、並の体術使いがこんな大ぶりの技を繰り出そうものならカウンターの格好の餌食となってしまうだろう。
威力
中忍試験ではサクラを追い詰めた音忍三人を一瞬で蹴り飛ばしている。敵を蹴散らしながら颯爽と現れたリーの姿はサクラにはまるで王子様に見えたことだろう。しかし木ノ葉旋風だけでなく表蓮華まで使ったにもかかわらず、結局はサスケにおいしいところを持って行かれてしまった。
これ以降サクラはリーを気遣うようになりリーをゲジマユと呼んだナルトはぶっ飛ばされているほか、リーが入院した際は毎日お見舞いに来ていた。しかし結局はサスケ君命なのは変わっておらず報われないリーだった。
応用力
豪快な技だが使い勝手は良くないだろう。上述の通り大振りな割にさほど強力な技ではないためリーもほとんど奇襲くらいにしか使っていない。さらに強化された木ノ葉大旋風に至っては、攻撃後地面に仰向けに寝そべるという堂々たるスキの見せっぷりである。
派生技
木ノ葉大旋風
下段・中段・上段の回し蹴りからかかと落としでフィニッシュする木ノ葉旋風の上位技。
木ノ葉剛力旋風
リーの師であるマイト・ガイの使用する技。木ノ葉旋風同様に敵に突進しながら強烈な後ろ回し蹴りを叩き込む。その威力は大刀・鮫肌を持った鬼鮫を吹き飛ばすほどである。