出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ五十 8ページ 著者:岸本斉史
火を操るうちは 炎遁・加具土命(カグツチ)
炎遁・加具土命(カグツチ)はうちはサスケの右眼の万華鏡写輪眼に宿った瞳術。火遁の最高峰である天照(あまてらす)の黒炎を自在に操ることができる能力で、イタチですら操りきれなかった黒炎を形態変化させて剣などを作り出したり弾丸状にして発射することができる。
天照の欠点である扱いの難しさを補うことのできる唯一の術であり、天照よりもチャクラの消費量や身体への反動が少ないため何度も天照を発動しなくても着火した黒炎を使い続けることでチャクラを温存し視力低下を緩めることができる。
また、サスケの消えない黒炎を鎮火することのできる唯一の能力でもあり、サスケはこの術によって香燐に着火してしまった黒炎を鎮火させている。この点は瞳を閉じるだけで黒炎を鎮火することのできたイタチに比べると不便だと言える。
応用力
上述の通り天照の黒炎を操るためだけに生まれたような能力で黒炎の強大な力を自由自在に扱うことができるが単体では効果を得られない術のため、加具土命(カグツチ)自体のチャクラ消費は少なくても必ず天照と併用することになり結局は大量のチャクラを消費し両目に負担をかけることになる。
また、黒炎の発生源である左眼を潰されたり奪われたりしてしまった場合は役に立たなくなってしまうというリスクもある。
派生技
炎遁・須佐能乎加具土命(スサノオかぐつち)
須佐能乎(スサノオ)から放たれる矢に黒炎を形態変化させて付加する。第四次忍界大戦ではナルトの風遁・超大玉螺旋手裏剣と合わせることで灼遁・光輪疾風漆黒矢零式(命名は波風ミナト、後に撤回)となった。