出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ八 83ページ 著者:岸本斉史
音忍 赤胴ヨロイ
赤胴ヨロイは音隠れの里の忍で、カブト同様音隠れのスパイとして木ノ葉隠れの里に入り込んでいた。頭巾をかぶり、黒いレンズ目を塞いでいるため顔はあまり見えない。
中忍試験では薬師カブトよりも上の立場だが先を越されて焦っているとされているが、カブトは大蛇丸の右腕であり、大蛇丸はヨロイ達を捨て駒扱いしていたことから、実際はカブトの方が立場も上だろう。大蛇丸はヨロイ達をコントロールしやすくするため、またカブトを目立たせないためにも立場を隠させていたのだろう。
サスケとの戦い
呪印を暴走させれば試合を中止されてしまうサスケにとって、ヨロイは最悪の相性とされた。サスケはチャクラを練れないため体術のみで戦うしかなく、必然接近戦となるため、掌からチャクラを吸い取るために近づく必要のあるヨロイの能力はその欠点をカバーされる。
そのうえチャクラを吸われて動けなくなってしまえばサスケは呪印の力に頼るしかなくなってしまうため、サスケの体に呪印をなじませるという大蛇丸の目的通りの結果が得られることになる。もともとヨロイはそのために送り込まれたのだろう。
忍者としての能力
チャクラを吸い取る能力は強力だが相手に接近せねばならず、チャクラを奪っている最中も相手の反撃を受けてしまうため直接戦闘には向いていないのではないだろうか。相手を倒すだけなら捕まえた瞬間にクナイで急所を攻撃した方が致命打を与えられるだろう。
また、他の術を使う気配もなかったため、相手が距離をとって戦えるタイプであれば歯が立たないのではないだろうか。ただ、サスケに呪印を使わせる目的を知らされていたのならあえて他の術を使わなかった可能性もある。結果的に体術のみのサスケにやられたため、他の受験生と戦っていても負けていた程度の実力ではないだろうか。
プロフィール
- ● 年齢 24歳
- ● 身長180cm
- ● 体重70kg