飛雷神の術

飛雷神の術
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ五十三 134ページ 著者:岸本斉史

飛雷神の術とは

飛雷神の術は四代目火影・波風ミナトの使用する術でマーキングした場所に瞬時に移動することができる時空間忍術。あらかじめマーキングを施したクナイを用いてクナイを投げた場所に飛んだり、瞬身の術で相手の体にマーキングを施して瞬時に敵の近くに移動すると同時に攻撃したりしている。

ミナトが黄色い閃光と恐れられた所以でもあり、第三次忍界大戦では味方にマーキングを施したクナイを敵に向かって投げてもらい、岩隠れの里の忍五十人以上を一瞬で倒している。

このマーキングは一度施すと消えず、第四次忍界大戦ではかつてうちはオビトが九尾を使って木の葉を襲った際につけたマーキングを利用してこの術で移動し斬りつけた。また、自身が移動するだけでなく敵の攻撃を別の場所に飛ばすこともできるようで、九尾が木の葉の里を襲った際は尾獣玉をはるかかなたに飛ばしている。

応用力

応用の幅はかなり広い。というのも術式を書いたクナイの場所に自在に移動することができるためクナイの数だけ移動先ができることになる。特に森の中などの障害物の多い場所では敵の周囲の木にクナイを刺しておけば四方八方どこからでも現れ攻撃することができる。

空中のクナイにも飛ぶことができるため敵はミナトの投げたクナイ全てに気を張りつつも新たに投げるクナイにも注意を払わねばならず、仮にそれら全てを把握できたとしても瞬身の術で意表をついた場所から攻撃することもできる。

また仲間にクナイを渡しておくことで救援に駆けつけることもでき、カカシがオビトから写輪眼を移植された後敵に囲まれていたカカシとリンの元へ飛び敵をすべて倒した。

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