出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ三十八 151ページ 著者:岸本斉史
うずまき一族の末裔 香燐
香燐は大蛇丸の部下で南アジト監獄の管理者を任せられていたが、うちはサスケが大蛇丸を倒した後その特異な能力を買われて小隊に誘われた。赤い髪と赤い目が特徴で普段はメガネをかけている。薬師カブトの発言からうずまき一族の末裔であることが明らかになっている。
基本的に乱暴な口調でしゃべるがサスケと二人きりになると急にデレる典型的なツンデレキャラ。さらにサスケと二人きりになろうとわざと水月を離れさせたり、四人バラバラになる手はずだったのに自分だけは残ってサスケに同行しようとしたこともある。焦るとろれつが回らなくなるため言い訳や嘘は見え見えである。
心底サスケに惚れているようできっかけは実は同時期の中忍試験時に参加していた香燐が仲間たちとはぐれて熊に襲われた際、サスケが獅子連弾で熊を倒し助けてくれたことのようだ。
サスケとダンゾウが戦った際は人質に取られ助けを求めたが足手まといだとしてダンゾウごと千鳥で貫かれた。その後は木の葉隠れの里に連行され尋問を受けることになった。
忍者としての能力
詳細は不明だが感知タイプの能力を持っており、五影会談に忍び込んだ際は事前に確認しておいたダンゾウのチャクラから居場所を探知している。また自身のチャクラを消して他人の感知から逃れることもできる。
また体を噛ませることで対象者にチャクラを分け与え傷を回復させることもできる。サスケがキラービーと戦った際は何本もの刀に貫かれたが香燐の能力で回復した。今までにこの能力を使いすぎたためか体中に歯形のような跡が残っている。
感知タイプというだけでも珍しいのに医療忍者が担当するべき治癒能力まで備えている希少な忍で、サスケがその能力を見込んで仲間に引き入れたのもうなずける。能力の性質上前線には出ていないがサスケ達と合流する前に、監獄の脱獄者らしき者を近接戦闘で倒していることから全く戦えないわけでもなさそうだ。
プロフィール
- ● 16歳
- ● 身長 162cm
- ● 体重 45kg