THE LAST -NARUTO THE MOVIE-の見どころ

先日、ようやくながら劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』を見に行ってきた。まだ上映から10日しか経っていないためこれから見ようという方も多いと思うので、この記事では「まだ映画を見ていない人」向けにストーリー序盤のあらましや登場キャラクターについて、紹介したいと思う。

なお、映画を見る前には知りたくないであろうネタバレはなるべく避けるつもりだが、こういった記事の性質、そしてなによりどこまで話していいかの基準は私の感覚で判断するしかないので、それでも読みたいという方以外はこれ以上読み進めないことをお勧めする。

主な登場人物

まずは今作の映画で、ある程度活躍が見られるキャラクター達を紹介する。登場はしていてもセリフが一言しかなかったり、ほとんど画面にすら映らないようなキャラクターはここには記さない。

うずまきナルト

もちろん今作でも大活躍する主人公。今作でも主に彼の視点を中心に物語が進行していく。服のデザインも一新され、少年篇とも青年編とも違う新しいナルトが映画館を疾走する。

日向ヒナタ

このサイトのこの記事を目にする方たちはまず間違いなくご存知(もしくは確信している)と思うので言ってしまうが今作のヒロイン。むしろ原作でも途中からナルトの『となり』にいたのは彼女で、ヒロインポジションは彼女のものとなっていた。今作では今までの魅力とは異なり大人の女性らしい雰囲気を纏ったヒナタを見ることができる。

奈良シカマル

毎度なにげに活躍するシカマル。むしろ小隊のリーダーが務まりそうなのが彼くらいしかいない…。今作でも彼の登場シーンは多く、役割も重要なものとなっているが、本来のシカマルらしい活躍は全くなかった。彼の彼らしい活躍が見たいのなら今作はいくらか物足りないかもしれない。

春野サクラ

ヒロインポジションでなくなったとはいえ、戦闘面でもそれ以外でもいい感じに出番が作られている。なんだかんだナルトと行動を共にした時間が長いだけあって、遠くからナルトを見ていただけでほとんど接することのなかったヒナタよりも、ナルトを深く理解しているのは彼女のような気もする。

サイ

そういえばあまりキャラクター性が際立っていなかったが、彼がいなければ今作は色々とお話にならない。笑顔の毒舌は健在。良くも悪くもあまり変化のなかったキャラクターだったと思う。

トネリ

今作のオリジナルキャラクター。色白の美少年で首周りには原作のどこかでみたような勾玉模様。物語開始早々日向ヒアシに交渉を持ちかけているあたり、日向家となにかしら関係性のある人物なのだろうか。彼の目的は一体…?

ストーリー

※今作のストーリーについて、さわりだけ紹介しようと思う。どうやっても多少のネタバレは避けられないため、これから先を読む方はより一層、そのことに留意して頂きたい。また、ネタバレを避ける目的で一部厳密には適切でない表現をしている。

すでにご存知の方も多いことと思うが、時間軸は第四次忍界大戦終了から2年後となっており、原作の最終話に至るまでを補完した内容となっている。

謎の人物トネリは日向宗家当主ヒアシに何らかの取引を持ちかけていたが、ヒアシはこれを断りトネリ一派と戦闘に至る。一方、月が地球に接近しており、このままでは衝突するという試算から五影をはじめとする各隠れ里首脳部は連携を取り合いこれを回避しようとしていた。

そんな最中、ヒナタはナルトへの思いを告げることを悩んだ挙句に決心し、ナルトに輪廻祭のプレゼントとして渡そうと編みこんだマフラーを手に家を出る。しかし、その間に家に一人でいたハナビがトネリ一派にさらわれてしまう。

カカシはハナビ救出のためにシカマル・サイ・サクラ・ナルト、そして本人の希望もあってヒナタを加えた小隊を結成。カカシはハナビを誘拐した犯人と月の異常接近が関係しているのではないかと勘ぐるが…

ナルト達はハナビを無事救出できるのか!?そして地球に異常接近する月を止められるのか?謎の人物・トネリの目的は?

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