うちは火炎陣

うちは火炎陣
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ六十二 159ページ 著者:岸本斉史

うちは火炎陣とは

うちは火炎陣は八尾と九尾のチャクラの一部を取り込み十尾の姿に戻ろうとしている外道魔像を守るためにトビが張った結界忍術。外道魔像を覆うほど巨大なうえ尾獣化した八尾の攻撃を防ぐだけの防御力も兼ね備えている。

その名の通り火遁系の結界忍術であるらしく結界ごと殴った八尾は腕に火傷を負った。この結界が張られたことによってナルト達は外道魔像を放置してトビ本体を狙わざるを得なくなった。

とはいえ十尾復活を許すわけにもいかず、寸前で八尾と九尾がありったけの力で尾獣玉を放ったものの十尾の復活を止めることはできなかった。これがうちは火炎陣による防御なのか十尾そのものの防御力なのかは定かではない。

しかしどうせやるなら九尾達はなぜもっと早く尾獣玉を撃ち込まなかったのだろうか。たかだか八尾のパンチ一発で破れないからといってうちは火炎陣を破れないとするのはいくらなんでも早計ではないだろうか。

耐久力

上述の通り作中でうちは火炎陣によって防いだことが確実にわかる攻撃は八尾のパンチ一発だけである。これをどうとるかは何とも言えないところだが、一読者として個人的な意見を言うなら正直あまりすごそうな印象を受けない。

また、結界に火の性質変化が付加されているようだが、体術などの直接攻撃に対してはともかく尾獣玉という最強の飛び道具がある戦局でわざわざこの結界忍術を選んだ理由がしっくりこない。

むしろ火の性質変化を付与するということは水遁系の術に著しく弱くなってしまうため逆効果にさえ思われる。案外トビの使える結界忍術がこれしかなかったというオチなのではないだろうか。そしてカカシはなぜ水遁で結界を破ろうとしないのか不思議でならない。

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