ガトー

ガトー
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ二 75ページ 著者:岸本斉史

海運会社の大富豪 ガトー

ガトーは海運会社ガトーカンパニーの経営者で世界有数の大金持ち。しかし裏ではギャングや忍を使い麻薬や禁制品の密売、果ては企業や国の乗っ取りといった悪どい商売を生業としている。波の国では交通を独占して物流を遮断し富の独占を図っていた。

波の国での行い

波の国に入ってからはガトーの政策に逆らったとして国の英雄であったカイザを公開処刑し、恐怖で国民を支配している。さらに海上交通・運搬を牛耳り波の国を貧困に陥れ、霧隠れの抜け忍である桃地再不斬たちを雇って新たな交通網として橋の建設にあたっていたタズナを暗殺しようとしていた。

実は最初から再不斬たちに金を払うつもりはなくタズナが護衛のために他里の忍を雇うことまで計算に入れており、他流忍者同士の戦いで弱ったところを多数の部下を使って一網打尽にするつもりだった。正規の忍を雇わず再不斬のような抜け忍を雇ったのも後処理を考えてのことでガトーの計算高さが伺える。

白が亡くなりカカシ達も再不斬も弱ったタイミングで部下たちを引き連れて現れるが、死んだ白を侮辱し再不斬の決死の特攻により首をはねられて死亡した。結果的には計算が狂っているが状況は最後までガトーが優勢で、カカシもかなり弱っていたためまともにやり合えば勝算は薄かっただろう。

事実ガトー亡き後彼の部下たちが引き下がらずに向かってきた際は島民たちの加勢に加え、カカシの多重影分身の術によるハッタリでなんとか追い返している。

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