出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ十 60ページ 著者:岸本斉史
木ノ葉の気高き碧い猛獣 マイト・ガイ
マイト・ガイは木ノ葉隠れの里の上忍で日向ネジ・ロック・リー、テンテンの所属する第3班の担当上忍。オカッパ頭にリー以上に濃い眉毛をしておりナルトからは「ゲキマユ先生」と呼ばれている。
はたけカカシの同期でガイいわく「人は俺たちのことを永遠のライバルと呼ぶ」らしく挑んでいる勝負でも勝ち越しているが、当のカカシはめんどくさがっており勝負の内容をジャンケンで済ますこともある。しかしなんだかんだでカカシもガイのことは認めておりガイが弱気になった際は「らしくない」といって励ますこともある。
「青春」が口癖で情に熱く涙もろい熱血漢。だが実は年齢による体力の低下を気にしているらしく真実の滝で本当の自分は「青春青春って言ってる場合でもないだろ」「老けたオッサンが無理をすると体を壊すぞ」などと発言している。そんな自分の根性を叩き直してやろうとしたが鬼鮫が現れたためこの戦いは実現しなかった。
自分ルール
部下に対する指導も熱血だが自身にはさらに厳しく「この勝負に負けたら逆立ちで木ノ葉の里を500週してやる」など勝手に自分ルールを定めて本当に実行する。
この自分ルールの裏には枷を持ったことで取るに足らない勝負であっても真剣になれることと、たとえ勝負に負けた場合でも500週をすることで次は必ず勝てるという利点があり、ガイいわく究極の二段構えとなっている。
リーへの想い
教え子の中でも特にリーのことは我が子のように想っており、リーと出会った日に「たとえ忍術や幻術は使えなくとも立派な忍者になれることを証明する」というリーの忍道に心を打たれ「リーを立派な忍者に育てること」がガイの忍道となった。
それだけに中忍試験の我愛羅との戦いで負ったケガのためにリーが忍者を続けることが難しくなった際は自分のことのように悲しみ、リーの容態を宣告した綱手を偽物だと疑うなど現実をなかなか受け入れられなかった。
しかしその後は50%の可能性で死ぬと言われていた手術を受けるように言い、もしお前が死んだら自分も死んでやるとリーを励ました。これをきっかけにリーは手術を受けることを決意し結果手術は成功。忍者としてやっていけるだけの体を取り戻した。
忍者としての能力
忍術・幻術・体術の全てを使うことができるが好んで体術ばかり使用する。それだけに体術に限れば作中最強クラスといっても過言ではなく八門遁甲・第七驚門を開いた状態では暁の干柿鬼鮫すら圧倒した。
また、普段は熱血おバカキャラな面も目立つが上忍だけあって状況分析能力も優れており、イタチ・鬼鮫が木ノ葉隠れの里に侵入した際は不意打ちで鬼鮫を蹴り飛ばしたうえ現場に着く前にあらかじめ暗部を手配しておくなど用意周到な戦闘を行っている。
プロフィール
- ● 忍者登録番号 010252
- ● 誕生日 1月1日
- ● 年齢 27歳→30歳
- ● 星座 やぎ座
- ● 身長 184cm
- ● 体重 76kg
- ● 血液型 B型
- ● 好きな食べ物 激辛カレーライス、カレーうどん
- ● 嫌いな食べ物 そんなものはない!
- ● 戦ってみたい相手 はたけカカシ
- ● 好きな言葉 とび出せ青春 !!
- ● 趣味 反復横跳び、ミット打ち
主な術
木ノ葉剛力旋風
木ノ葉旋風の上位技と思われる。イタチ・鬼鮫が木ノ葉隠れの里に侵入した際に鬼鮫を蹴り飛ばした技。
口寄せの術
ガイは忍亀を口寄せする。初登場時はこの忍亀に逆口寄せされて登場したがその後ほとんど使用しておらず、久しぶりに口寄せしたと思ったら踏み台にしただけだった。
朝孔雀
八門遁甲・第六景門を開いた状態で繰り出す連続高速体術で、正拳のあまりの速さに空気との摩擦で炎を宿し空気を叩く衝撃波と炎で相手を破壊する。象転の術で足止めにきた鬼鮫を倒した術。
昼虎
八門遁甲・第七驚門を開いた状態で繰り出す一発の正拳突き。術の規模からか鬼鮫に忍術と勘違いさせたがあくまで体術のため、チャクラを吸収する鬼鮫の水遁・大鮫弾の術を貫通して決定打を与えた。
夕象
八門遁甲・第八死門を開いた状態、つまり八門遁甲の陣と呼ばれる状態で放つ超高速の拳による衝撃波。1速から5速までのギア上げ連続攻撃となっており、その威力は六道化したマダラをも吹き飛ばすほど。
ただしガイでさえ初撃のあと動きを止めてしまうほどのとてつもない痛みを伴う。
夜ガイ
八門遁甲の陣でのガイの最後にして最大の攻撃。タメが必要な攻撃となっており、「積」で陸上のクラウチングスタートの体制でチャクラを練り上げ「流」でその力を開放して放つ、空間がねじ曲がるほどの蹴り。
使用する術
ダイナミック・エントリー
木ノ葉壊岩升
小指攻撃
幻術返し
夜鳳凰(ナルティメットアクセル)