出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ六 73ページ 著者:岸本斉史
五行封印とは
五行封印は封印術の一つで五指に木・火・土・金・水の五行のチャクラを込めて対象者に打ち付ける形で封印の術式を刻み込む。火や土など一見性質変化と関係がありそうだが金や木など基本の性質変化にないものも入っているため、性質変化とは関係なく五行思想に基づいたものだと考えられる。
中忍試験の死の森ではサスケに呪印を与えようとした大蛇丸にとって九尾の力の断片が漏れ出したナルトの抵抗が邪魔だったため、八卦封印の上から五行封印の術式を重ねて九尾の力を封印した。
とりあえず封印したかっただけなのか意図してのことなのかはわからないが、偶数封印に相性の悪い奇数封印を上から重ねられたナルトは自来也に五行封印を解除してもらうまで著しくチャクラコントロールが悪くなった。
術の効果
作中ではナルトの九尾チャクラを封印するために大蛇丸が使用しただけで、他にどのような用途で使えるのかはわかっていない。しかしあくまで封印術なので、大蛇丸は九尾のチャクラしか封印しなかったが本来は対象のチャクラを封印する術なのかもしれない。
ゲームでの五行封印
ゲームキューブ激闘忍者大戦シリーズ2~4では大蛇丸の必殺技として扱われており、相手に大きなダメージを与えたうえに一定時間チャクラが全く溜まらない状態に陥らせるという非常に強力なものとなっている。
ちなみに術の出だしは下段攻撃で出も早いため、ゲーム内では同様の効果を持つうちはイタチの月読と比べても非常に当てやすく、かなり使い勝手のいい必殺技となっていた。