出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ八 113ページ 著者:岸本斉史
封邪法印とは
封邪法印はサスケが大蛇丸に刻まれた天の呪印を抑えるためにカカシが施した封印術。対象者の意志の力を礎にしているため完全に呪印を抑え込めるわけではなく、封邪法印を施されても呪印の持ち主が望めば呪印の力は解放されてしまう。封邪法印の逆を行う解邪法印で封印を解くことができる。
対象者の体と地面に描いた陣に術者の血で封印の術式を刻み込み、印を結んで対象者の呪印に手を当てることで発動する。術が発動すると対象部位から放射状に描かれた術式が呪印に集まり呪印を囲うように術式を刻み込む。
ちなみに描写を見る限り必要とする術式はなかなかの量のため、カカシはかなりの血を失っているが大丈夫なのだろうか(笑)。
サスケの術式はなぜ大蛇丸に消されなかったのか
第二部でサスケとデイダラが戦った際、カカシの施した封邪法印の術式は刻まれたままだった。大蛇丸はカカシが封邪法印を行っている場に姿を現しているため、呪印が封印されたことは確実に知っているのだが解除せずに放置していたことになる。
サスケを自身が転生するための器として育てていた大蛇丸がわざわざ与えた呪印を封印した封邪法印を解除しなかった理由は
- ● 呪印を使おうとすれば封邪法印は効力を発揮しないため放置しても問題なかった。
- ● 封印を解くための解邪法印の印がわからなかった
あたりが考えられるが、伝説の三忍と呼ばれた大蛇丸の力量や封印の現場に居合わせていたことを考えれば、解除できなかったのではなく解除しなかったと考えるのが妥当ではないだろうか。