出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ二十二 57ページ 著者:岸本斉史
鬼童丸
鬼童丸は音の四人衆の一人で通り名は東門の鬼童丸。六本の腕を持ち四人衆の中で唯一額当てをしており額当ての下には第三の目が隠れている。自身の特殊な体液にチャクラを混ぜて作った糸を主な武器とし戦う姿は蜘蛛さながらで技名にもほとんど「蜘蛛」が付く。
この糸はワイヤーよりも細く目にはほとんど見えないうえ粘着性があり象が二頭で引っ張り合っても切れないほどの強度を持つ。サスケ奪還編ではチャクラを流し込むことで唯一鬼童丸の糸を切ることができる日向ネジが戦闘を買って出た。
戦闘をゲームとして捕える癖があり高難易度の敵に熱中すると周りが見えなくなってしまうこともある。しかし相手を分析し攻略法を探っていくという戦い方は合理的で防戦一方を強いられたネジは相打ちを狙うしかなかった。
名前の由来
名前の由来は日本の妖怪である鬼童丸という鬼、または比叡山の稚児であった盗賊と思われる。どちらも蛮行を働く悪役として描かれているがNARUTO-ナルト-の鬼童丸のように糸を吐いたりはしない。
忍者としての能力
戦闘を楽しんでしまう癖は任務遂行能力に難ありで大蛇丸も四人衆の到着が遅い理由として「鬼童丸が戦闘で遊んでいるのではないか」とも考えていた。戦闘に特化した忍だけあって戦闘能力は高く作り出す糸の特性も攻撃、防御、捕獲、トラップなど幅広い応用力を持つ。
ネジとの戦いでは体術タイプであるネジの苦手な遠距離からの攻撃を選んだが近距離戦闘も苦手というわけでもなさそうだ。事実ネジに距離を詰められた際も蜘蛛粘金で体表を覆い鎧のようにして攻撃を防いだり、ナルト・ネジ・シカマルの奇襲攻撃にも対応している。
プロフィール
- ● 14歳
- ● 身長 159cm
- ● 体重 56kg
使用する術
口寄せの術 -巨大な蜘蛛を口寄せして糸の付いた小蜘蛛を雨のように降らせる。
蜘蛛巣開 -糸を蜘蛛の巣のように貼って敵を捕らえる。
蜘蛛粘金 -糸で鈍器や矢など様々な武器を作り出す。