1999年から約15年間連載を続けてきたNARUTO-ナルト-が2014年11月10日発売の週刊少年ジャンプをもって連作終了することが、週刊少年ジャンプの公式ホームページhttp://www.shonenjump.com/から明らかにされた。今回はこのニュースを踏まえてNARUTO-ナルト-の今後について考察してみようと思う。
公式の連載終了のニュースは下記リンク先へどうぞ。
このサイトで過去に行った予想
今後の考察を行う前にこのサイトが過去に行った最終回に関する予想を紹介しておきたい。過去、このサイトではNARUTO-ナルト-の最終回に関する予想記事をを2つ書いている。
「ナルトの最終回を予想してみた」では最終回までのストーリー内容を、「ナルトの最終回はいつになるのか」では最終回の次期を予想している。
詳細はそれぞれの記事をご覧頂きたいのだが、結論から言えば2つとも完全に空振りしてしまったと言っていいだろう(そもそもハゴロモやかぐやの登場が予想できていなかった上、最後もサスケと戦うのとは違う方向に予想していた)
ナルトとサスケの決着
過去の散々な予想はさておいて、ここからは今後の展開について考察してみようと思う。
10月6日発売の今週号を読んだ方はご存知だろうが、現在ナルトとサスケの最終決戦はどう見てもあと5週では片付きそうにない。それどころか今は戦いの前の口上が終わり、よくある展開ではこれから互いに小手調べが始まる…といった状態である。
まさかここまでサスケとの戦いを引っ張っておいてワンパンで終わらせるつもりなのだろうか。さすがにそれはないとしても、「ナルトVSサスケ決着」→「大円団」→「その後」的な流れにしたいのであれば、どんなに頑張ってもサスケとの戦いはあと3話で終わらせなければならないだろう。
ラストがそんな取ってつけたような展開では納得しない読者は少なくないだろう。少なくとも私は納得しない自信がある。
劇場版「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」
上記の通りこのままでは今後のストーリーや締めが不安なのは否めない。しかし、連載終了のニュースの下を見ていただきたい。「12月6日には劇場版「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」公開」とある。
漫画アニメの劇場版には本編とは切り離されたストーリーが展開するオリジナルストーリーが多いが、この映画のタイトルはまるでNARUTO-ナルト-の最終回のようではないだろうか。
- ● 明らかに足りない連載終了までの期間
- ● そのニュースと同時に明かされる劇場版情報とそのタイトル
つまり、週刊少年ジャンプでのストーリーはナルトVSサスケの戦いの途中、おそらく千鳥と螺旋丸が激突するあたりで終了となり、本当の最終回は映画で公開されるのではないだろうか。そう考えれば連載終了までの極端に短い期間もつじつまが合うように思えるのだが、ナルトファンの皆さんはどう思われるだろうか。