出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ ページ 著者:岸本斉史
芸術は爆発だ デイダラ
デイダラは暁の中で最年少のメンバーで、二人一組(ツーマンセル)のパートナーは赤砂のサソリ。指輪に刻まれている文字は「青」で、話すときは「~だな、うん」など最後にうんと言うのが口癖。いつも隠している左目にはスコープがついており、左目で幻術を解くこともできる。
自称芸術家だがサソリとは対極で、芸術とは美しく儚く散っていく一瞬の美だとし、爆発にこそその魅力を感じている。自身が粘土で作るものもそのままではただの造形物にすぎず、爆発により存在を昇華させて初めて本来の作品になると語っている。
性格は感情的で、抜け忍になってからは損得勘定ではなく自身の芸術である爆発のために爆破テロを起こしていた。暁でも命令やノルマ以外で、殴られた恨みとしてナルトを狙ったり、自分が殺したかった大蛇丸を殺されたことに腹を立ててサスケと戦ったりした。時間に厳しい方ではないらしく、そのことでサソリにはよく怒られている。
暁としての動き
最初に登場したのは五代目風影・我愛羅を誘拐したときで、我愛羅に封印された一尾・守鶴を狙って里の上空から侵入、見張りを小型爆弾であっさり爆破して我愛羅に接近しようとしたが勘付かれて戦闘になる。我愛羅の砂に左手を潰されるが我愛羅を捕えることに成功し、アジトで尾獣を取り出し魔像に封印した。
その後我愛羅を追ってきたカカシ班・チヨバアと交戦するが、九尾の人柱力であるナルトは自分が相手をすると言い、カカシ・ナルトの二人と戦うがカカシの万華鏡写輪眼の瞳術・神威で残った右手の肘部分を異空間に飛ばされ、隠れたもののトラップを抜けてきたガイ班も合流したため自爆を装って何とか逃げ切った。このときサソリが殺されたため、以降はトビと二人一組(ツーマンセル)を組んで動く。
サスケが大蛇丸を殺し、今後暁を標的にするかもしれないとわかると、自分が殺したかった大蛇丸を殺したからむかつく、という理由でサスケと戦う。ギリギリまで追い詰めるが、弱点の雷遁である雷切と写輪眼に切り札であるC4カルラも破られ、今度こそ本当に自爆して亡くなった。サスケもろとも自爆したつもりだったが、サスケはマンダを口寄せすることで離脱していた。
ちなみにこのとき暁に入るときのことが回想シーンとして描かれており、勧誘に来たうちはイタチに負けたうえ、不覚にもイタチを芸術的だと感じてしまったことを悔しがっている。このときイタチの写輪眼に完敗したことから左目で幻術を解くことができるようになるが、皮肉にも最後に破れた相手は同じ写輪眼を持つサスケだった。
忍者としての能力
掌の口で粘土を食べてチャクラと混ぜて起爆粘土を作る。この起爆粘土は鳥やドラゴンなどの形状にして空を飛ぶ乗り物を作ることができるほか、攻撃手段も全て起爆粘土を使い、爆弾、誘導爆弾、地雷など様々なバリエーションがある。
基本的に空中からの空爆という戦闘スタイルをとるため、まず乗り物を破壊しなければほとんどの攻撃の射程外から一方的に攻撃することができるため、かなり有利に戦うことができる。我愛羅は砂に乗って空中で戦うことができたが、作中で空中戦ができる忍はこの二人を除けば元暗部のサイと三代目土影・オオノキくらいのものである。
はっきり言って爆撃機のようなものなので、はるか上空から巨大な爆弾・C3でも落とされようものならほとんど対抗策はないと言える。唯一の弱点は土遁の苦手とする雷遁を受けるとこの爆弾は不発になることだが、上空から潜入して気づかれる前に爆弾を投下してしまえば、敵を里やアジトごと壊滅させるのも難しくないだろう。
プロフィール
- ● 年齢 19歳
- ● 誕生日 5月5日
- ● 星座 おうし座
- ● 血液型 AB型
- ● 身長 166.0cm
- ● 体重 50.8kg
- ● 好きな食べ物 おでんのばくだん
- ● 嫌いな食べ物 かやくご飯
使用する術
C0・自爆
C1
C2・ドラゴン
C3
C4・カルラ