うずまきナルト

うずまきナルト
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ一 11ページ 著者:岸本斉史

うずまきナルト 人物紹介

NARUTO -ナルト- の主人公。木ノ葉隠れの里の下忍で一人称は「オレ」。四代目火影、波風ミナトと渦の国出身のくノ一、うずまきクシナの間に生まれた。金髪青瞳で、オレンジの服がトレードマーク。第二部で服装が変わったが色は相変わらずオレンジである。夢は火影になること。そして、先代のどの火影をも超えること。

生まれたばかりの頃、九尾の妖狐がこの葉隠れの里を襲った事件で、里を守るため当時火影だった父、波風ミナトに九尾を体内に封印された。この事件の際、両親とも失う。そのため九尾を恐れる里の大人達からは迫害され、自分と同年代の子供達にも疎まれながら育った。彼のイタズラ好きで目立ちたがりな性格はこれに起因しており、自分との関わりを避け、存在さえ認めようとしない周囲への必死の自己主張だったと言える。

勉強の出来は悪く、忍者アカデミーの卒業試験に3回も落ちている。(3回目は正式な試験には落ちたが、その後特例で合格した)しかし、一概に頭が悪いというわけでもないらしく、窮地の際に常軌を逸したアイデアで状況を打開したり、術の使い方や使い道を工夫したり、型にはまらない発想ができる。

「まっすぐ自分の言葉は曲げねぇ。それが俺の忍道だ」の言葉通り非常に一途な性格で、特に忍術の修行を始めると倒れるまでやめない。波の国に任務で赴いた時にはチャクラコントロール(木登り)の修行で倒れていたところを、偶然だが敵である白に見つかってしまい、白がその気なら殺されていてもおかしくない状態だったなど、向こう見ずで危なっかしい部分もある。

恋愛事情

ヒロインである春野サクラのことを昔から好いているが、物語序盤はこの上なく嫌われていた。しかし、第七班としてともに行動していくうち、サクラから向けられる心情も徐々に変化している。サクラがナルトを良く思うシーンは何度か描写されているが、サクラがナルトに告白することでサスケを連れ戻すことをやめさせようとした際、ナルトに嘘の告白だと見抜かれ、否定しなかったことからサクラはまだサスケが好きであることがうかがえる。

日向ヒナタからは逆に昔から好かれており、控えめながらもあからさまなアタックを受けているが本人は全く気付いていない。暁・ペインとの戦いでヒナタが告白したことで初めてその気持ちを知った。第四次忍界大戦ではヒナタに対して「お前がオレの横にいてくれたおかげだ」と口にしているが、男としてヒナタの気持ちに答える気があるのかははっきりしていない。

サスケとのライバル関係

うちはサスケとは序盤では犬猿の中だった。サスケがくノ一クラスで人気ナンバー1だったため、気に入らなかったのだろう。あげく憧れのサクラまでもが自分の目の前でサスケにアタックを始めたためガン垂れてみたところ、たまたま後ろの席の人の手が背中に当たり、まさかのファーストキッスをかます羽目になった。

その後サクラ同様第七班としてともに行動していくうち良きライバルとなるが、サスケはナルトの忍者としての驚異的な成長速度に焦りを覚えるようになり、そんな中イタチとの再会で己の力不足を思い知り、更なる力を求めて木ノ葉を去り抜け忍となる。第二部ではサスケを木の葉に連れ戻すことを大きな目的としているが、大蛇丸のアジトに侵入した歳は再会するものの連れ戻すことはできなかった。

第四次忍界大戦ではいきなり木の葉に戻ることを決意し、戦線に参加したサスケと息の合った連係を見せる。サスケの炎遁をナルトの風遁で強化した灼遁・光輪疾風漆黒矢零式は、二代目火影・扉間をもって熟年のコンビでも難しいと言わしめるほどで、相性は抜群だったと言える。

忍者としての能力

物語当初は落ちこぼれの努力型の印象が強かったが、カカシ以上のチャクラ量を持っていることや、ミナトが開発に三年かかった螺旋丸を影分身を使ったとはいえものの一か月で会得したこと、実は四代目火影の息子でもあり、仙人モードの習得やそもそも誰もなし得なかった九尾チャクラの完全なコントロールなど、実のところ作中でもトップクラスの天才忍者だったことがわかる。

複雑な印を結ぶことやチャクラコントロールは苦手だが、膨大な潜在チャクラ量を秘めている上、自身に封印されている九尾のチャクラをも使うことができる。序盤の戦闘スタイルは主に多重影分身と体術、手裏剣術によるもので、第三巻からは九尾チャクラを使うシーンもあったが、これもチャクラを飛ばすことはできたが術らしいものは影分身のみであった。

自来也に弟子入りしてからは螺旋丸を習得し、その後第一部では最後までこれがナルトの最強の忍術となった。感知や幻術も使えなかったため、第一部では螺旋丸と九尾チャクラによる攻撃力が売りの特攻タイプであったと言える。第二部に入ってからは幻術返しや仙人モード九尾チャクラモードでの感知ができるようになり、忍術も螺旋丸の派生技ではあるが風遁・螺旋手裏剣などバリエーションが増え、かなり万能タイプになった。

プロフィール

  • ● 誕生日 10月10日
  • ● 星座 てんびん座
  • ● 血液型 B型
  • ● 身長 145.3cm(12歳)→147.5cm→166cm(15歳)→(16歳)
  • ● 体重 40.1kg(12歳)→40.6kg→50.9kg(15歳)→(16歳)
  • ● 好きな食べ物 一楽のラーメン、おしるこ
  • ● 嫌いな食べ物 生野菜
  • ● 趣味 イタズラ、花の水やり

使用する術

使用する術
螺旋丸        -自来也のもとで会得したナルトの代名詞ともいえる術。
七色の螺旋丸(劇場版オリジナル)
紅蓮螺旋丸(ナルティメットカードバトル、劇場版オリジナル)
三日月螺旋丸(劇場版オリジナル)
師弟螺旋丸(ナルティメットヒーロー3、ナルティメットアクセル3)
超チャクラ螺旋丸(劇場版オリジナル)
竜巻螺旋丸(劇場版オリジナル)
双腕(ダブル)螺旋丸(激闘忍者大戦EX、劇場版オリジナル)
対極螺旋丸(別名、特大螺旋丸)
螺旋連丸       -螺旋丸を連続で打つ。
螺旋超多連丸     -螺旋丸を大量に連続で打つ。
うずまき螺旋連弾(ナルティメットアクセル)
二人の切り札(ナルティメットクロス)
螺旋丸・一楽バージョン(アニメオリジナル)
対極螺旋丸 (劇場版オリジナル)
きのこ螺旋丸(アニメオリジナル)
風遁・螺旋手裏剣   -螺旋丸に風の性質変化を加えたナルトのオリジナル忍術。
変化の術       -作中でこの術を苦手としていたのはナルトくらいである。
おいろけの術     -裸体の女性に変化する、あの三代目火影をも倒した(?)術。
ハーレムの術     -影分身したうえ裸体の女性に変化する。
            変化の術が苦手なはずなのにこういう時はばっちり変化する。
影分身の術      -分身ではなく実体を作り出す高等忍術。
多重影分身の術    -実体を多数作り出す術。膨大なチャクラを必要とするため禁術とされている。
四方八方手裏剣
分身体当たり
うずまきの陣
口寄せの術 -妙木山のガマを呼び出す。チャクラの量によって呼び出せるガマの強さが変わる。
コンビ変化
屋台崩しの術     -妙木山のガマを上空に口寄せし、落下させて押しつぶす。
蝦蟇鉄砲(アニメオリジナル)
蝦蟇油炎弾(アニメオリジナル)
うずまきナルト連弾  -サスケの獅子連弾をもとに影分身を使って考えた術。
うずまきナルト二千連弾
うずまきナルト乱打(劇場版オリジナル)
尾獣化        -体の中にいる九尾・九喇嘛を表に出す。
九尾ナルト乱撃
九尾螺旋丸(別名、朱い螺旋丸)
三尾螺旋丸(JUMP ULTIMATE STARS)
三尾天陣界歪(JUMP ULTIMATE STARS)
四尾弧威鞠(JUMP ULTIMATE STARS)
四尾双邪至(JUMP ULTIMATE STARS)
虚狗砲
尾獣玉        -尾獣と人柱力のみが使える破壊力抜群の術。
仙人モード      -自然エネルギーを取り込み、仙術チャクラを纏った状態。
蛙組手        -妙木山のガマに教わった体術。
仙法・螺旋連丸
仙法・大玉螺旋丸
仙法・超大玉螺旋丸
仙法・超大玉螺旋多連丸
仙法・風遁・螺旋手裏剣
九尾チャクラモード  -九尾のチャクラを使いこなしたモード。
瞬身の術       -一瞬で移動する術。
螺旋乱丸
螺旋吸丸
惑星螺旋丸      -巨大な螺旋丸と、さらにその周りに小さな螺旋丸を乱回転させた術。
ミニ螺旋手裏剣    -螺旋手裏剣の小型版。指の先に親指ほどの大きさの螺旋手裏剣を作る。
尾獣閃光弾(ナルティメットストームジェネレーション)
変わり身の術     -物体と素早く入れ替わって攻撃を受けたよう見せかける。
影手裏剣の術     -手裏剣の死角にもう一枚手裏剣を重ねて投げる。

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