千手扉間

千手扉間
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ五十一 146ページ 著者:岸本斉史

二代目火影 千手扉間

千手扉間は千手一族の長であった千手仏間の子で兄に初代火影・柱間、弟に板間、瓦間を持つ。生まれたころはまだ隠れ里というシステムは確立されておらず忍は一族ごとに点在していて争いがあると国に雇われて戦っていた。そのため人手が足りなければ幼子でさえ戦争に駆り出されており弟の瓦間を7歳で失い板間もまた幼くして亡くなっている。

ルールを重んじる性格で幼いころから無駄な争いをなくすためにルールを作って順守することが大事だとしていた。柱間の跡を継ぎ二代目火影となってからは忍者アカデミーや木の葉警務部隊などの組織を設立した。

三代目火影・猿飛ヒルゼン志村ダンゾウの師でありヒルゼンを「サル」と呼び親しんでいた。雲隠れとの協定の際に二代目雷影らと共に金角・銀角兄弟によるクーデターに遭遇し、逃亡の末ヒルゼンを三代目火影として任命し自らは仲間を逃がすため囮となった。

大蛇丸による木の葉崩しの際に柱間と共に穢土転生されヒルゼンと戦うが屍鬼封尽により封印される。しかし第四次忍界大戦中に大蛇丸がうずまき一族に伝わる能面を使い死神の腹を裂いたことにより魂は解放され再び大蛇丸に穢土転生される。

卑劣様

扉間はネット上で卑劣様と呼ばれることがある。これは人間を蘇らせて操る最悪の禁術「口寄せ・穢土転生」を考案したことやうちは一族を警務部隊という形で里の中枢から追いやったことが主な要因。ちなみに穢土転生は二代目土影に「二代目火影の卑劣な術」と言われた。

穢土転生は大蛇丸による木の葉崩しでヒルゼンを死に追いやることになったうえ第四次忍界大戦でも薬師カブトに悪用されており、うちは一族を隔離したことは結果的にうちはのクーデターを招きうちはイタチが一族を滅亡させるきっかけにもなった。さらにうちは一族が滅亡したことを聞かされた際は全く悪びれる様子もなく起こるべくして起こったとしている。

根っから悪人というわけではなく本人はあくまでも里のためを思ってやったことであり、うちは一族のことも千手以上に愛にあふれた一族だとしており部下であったうちはカガミのことも評価している。

忍者としての能力

時空間忍術を得意とするほか水がない所でも高等な水遁忍術を使うことができる。戦闘シーンは大蛇丸に穢土転生されて柱間と共に三人でヒルゼンと戦っただけなので詳しくは不明だが相当な実力を持っていることは間違いないだろう。

初代火影・柱間は忍の神と謳われ三代目ヒルゼンは歴代の火影の中でも最強と呼ばれていること、四代目波風ミナトはナルトの父というポジションで里を九尾から守った英雄のうえ黄色い閃光と恐れられており、五代目綱手は伝説の三忍とまで謳われているのに対し二代目である扉間は特に通り名や逸話もなくやや影が薄い。

プロフィール

  • ● 年齢 不明
  • ● 身長 182cm
  • ● 体重 70kg

使用する術

水遁・水陣壁 -水を吹き出し敵の攻撃を防ぐ壁を作る。
水遁・水衝波(アニメオリジナル)
飛雷神斬り

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