君麻呂

君麻呂
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ二十三 30ページ 著者:岸本斉史

君麻呂 人物紹介

音の五人集、最強の忍で、通り名は地の君麻呂。彼が病に倒れたことで音の五人集は彼を抜かした四人集として活動していた。かつて霧隠れの里に戦いを挑んで滅んだ戦闘民族・かぐや一族の最後の一人で、血継限界屍骨脈を持つ。

もともと大蛇丸の器の候補として考えられており、彼が病に倒れていなければサスケが狙われることもなかったのかもしれない。重吾の攻撃衝動を止めることができる唯一の人間でもあった。

一族が滅んだころは幼かったため、路頭に迷っていたところを大蛇丸に拾われた。それ以来大蛇丸を崇拝し、大蛇丸の役に立つことを目的とするようになった。「僕の命は大蛇丸様のためにある」と発言しており、大蛇丸の器として考えられていたことを知っていたが嫌がることもなく、むしろ役に立てることを喜んでいた。それだけに病に倒れたときは自分は役に立てない人間になったと嘆いていた。

血継限界の一族であったことや幼いころ路頭に迷っていたところを道具として拾われたこと、拾い主の役に立つことを生きる目的としていたことなど、境遇や心境が白に酷似している。アニメでは一族の霧隠れ奇襲の際白と再不斬に会っており、白いわく再不斬と出会う前の自分と同じ目をしていた。

忍者としての能力

血継限界・屍骨脈で骨芽細胞や破骨細胞を自在に操り、骨を形成することもできる。この骨はリーの攻撃でも折れないほど硬く、攻撃にも防御にも使えるうえに飛ばして遠距離に攻撃することもできるなど、応用がきく。そのためか忍具は一切使用せず、体術と骨を使った剣術のみで戦っている。呪印状態2では、背中から体中の骨が飛び出し、尻尾が生える。

サスケ奪還編では治療を受けており最初は戦線に出ていないが、カブトの策略で追手の足止めとして起用され出撃。当時のナルトでは手も足も出ないほど圧倒的な力の差があった。ちなみにこのときのナルトの影分身の棒立ちっぷりは伝説となっている(笑) ロック・リーと戦った際もお薬を飲むのを待ってあげるという余裕を見せたが、それが仇となり間違って酒を飲んだリーの酔拳に苦戦を強いられることになる。

最後は我愛羅に生き埋めにされるが、地中から早蕨の舞を繰り出し止めを刺す寸前に病により寿命が尽きた。第四次忍界大戦ではカブトの穢土転生によって蘇るが、イタチの幻術によってカブトが穢土転生の術を解除したことにより、あの世へ戻った。

プロフィール

  • ●年齢 15歳
  • ●身長 166cm
  • ●体重 49kg

使用する術

唐松の舞     -体中から骨を突き出して回転する。リーと戦った際、防御と同時に攻撃に使用した。
早蕨の舞     -広範囲に大量の骨を作り出し、突き刺す。これで出した骨をたどって移動できるようだ。
椿の舞      -腕の骨を剣のように使って敵を切りつける。
柳の舞      -回転し上昇しながら骨で切りつける。
鉄線花の舞・蔓  -背骨を丸ごと引き抜いて鞭のように使用する。巻きつけて縛り上げることもできる。
鉄線花の舞・花  -腕に巨大な骨のやりを作り出す。我愛羅の最高絶対防御・守鶴の盾を破ることはできなかった。
十指穿弾     -指の骨を飛ばす。手裏剣いらずな技。

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