春野サクラ

春野サクラ
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ二十一 60ページ 著者:岸本斉史

春野サクラ 人物紹介

春野サクラはNARUTO -ナルト- のヒロイン。うずまきナルトからは昔から恋心を寄せられているが、当初は「人の恋路を邪魔して楽しんでいるウザイ奴」としか思っていらず、サクラ自身はうちはサスケのことが好きだった。

それも常に頭の中はサスケのことでいっぱいではたけカカシからは「この年頃の女の子は忍術より恋愛だな」とあきれられるほど。そのためか当のサスケからは、うちの班で一番伸びてないのはお前だと酷評されるなど、第一部では戦力的には大きな成長はみられない。

しかし話が進むにつれ精神的には成長しており、命がけで自分を守ってくれるナルトに対する心情も徐々に変化していき、第二部では守るべき大切な仲間として見るようになっていた。

鉄の国ではサスケを連れ戻すという自分との約束がナルトの重荷になっていると考え、「ナルトのことが好きになったからサスケの事はもうどうでもいい。だからあの約束はもう無しにしよう。」と告白するが、ナルトに嘘を見抜かれ「約束が無くても自分の意思でサスケを追い続ける」と告げられた。 サスケのことが好きなのは変わっていないようだ。

忍者アカデミー時代は気が弱く、泣き虫だったため広い額をからかわれていじめられていた。額を隠すため前髪を伸ばしていたが山中いのに「それって隠してるから余計バカにされんのよ」と勇気づけられ、その際いのにプレゼントされたリボンで前髪は中央で大きく分けるようになる。いのとはそれから親友になり、いのの友達とも友達になるなかで今のような明るく勝気な性格になった。

いのも自分と同じくサスケのことが好きだとわかるとライバル宣言をしてリボンを返し、それ以来ことあるごとにいがみ合っているが、いのに対する恩は忘れておらず、親友ゆえに負けられない気持ちの表れであったと言える。ちなみに妄想で広いオデコは綱手から学んだ白豪の印のためのちょうどいいスペースになった。まさかの複線回収(?)である。

忍者としての能力

膨大なチャクラを持つナルトや写輪眼を持つサスケと違い、元々忍として特別な才能は持っていないため、第一部では忍術は分身や変わり身などの基礎的なものしか使えず、唯一秀でていたチャクラのコントロールと知識もあまり披露する機会がなかった。

中忍試験のペーパーテストの際は、下忍が解けるレベルの問題ではないことをわかっていながらも、サスケも気づいていた試験の本質には気付けなかったため、勉強はできるがシカマルのように頭のキレるタイプではないようだ。

第二部では綱手のもとで修業した甲斐もあり医療忍術と怪力を身につけ心身ともに成長していた。綱手からはシズネ以来の逸材と評された上、特にチャクラのコントロールは天才レベルだったらしく、綱手に長年付き添うシズネですらできなかった白豪の印を習得した。なおカカシからは幻術タイプの忍と言われているが、幻術を活用する場面は敵の幻術を破るくらいしか描かれていない。

プロフィール

  • ● 誕生日  3月28日
  • ● 星座  おひつじ座
  • ● 血液型  O型
  • ● 身長  150.1cm(12歳)→160.0cm(16歳)
  • ● 体重  35.9㎏(12歳)→45.4㎏(16歳)
  • ● 好きな食べ物  あんみつ、梅干し
  • ● 嫌いな食べ物  激辛料理
  • ● 趣味  暗記、クイズ
  • ● 好きな言葉  「一生愛の人生よ」(臨の書)→「勇気」(闘の書)

使用する術

医療忍術     -伝説の三忍・綱手に弟子入りしたことで直伝の医療忍術を使えるようになった。
細患抽出の術   -チャクラを手に集め、毒や病原体を抜き出す術。
サクラ吹雪の術(劇場版)
結界・四方封陣(アニメ、いの・シズネ・ヒナタと共に使用)
桜花衝 -最大チャクラを瞬時に手に集中して殴る怪力パンチ。
変わり身の術   -丸太などとすり替わり敵に攻撃を受けたと見せかける。中忍試験では逆に変わり身と見せかけて攻撃を受け、油断している敵にクナイを刺した。
幻術返し     -敵にかけられた幻術を解く。
忍法・雪桜の舞(ナルティメットヒーロー3、ナルティメットアクセル1~2、ナルティメットクロス)
分身の術     -忍者アカデミーの卒業試験にもなった教科書忍法。作中でも実戦で使っているのはサクラくらいである。
百豪の術     -綱手直伝の忍術。三年間一定量のチャクラを溜め続ける必要があるため、繊細なチャクラコントロールを必要とする。

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