出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ十八 136ページ 著者:岸本斉史
火影を夢見た少年 縄樹
縄樹は綱手の弟で木の葉隠れの下忍。火影になることを夢見ていたことやその風貌、何より一途で無茶ばかりするところがうずまきナルトに酷似しており、綱手は自来也が五代目火影の就任要請を伝えに行ったとき連れていたナルトを気にかけずにはいられなかった。
木の葉隠れを創設した初代火影の孫であることを誇りに思っており、12歳の誕生日に前々から欲しがっていた初代火影の形見の首飾りを綱手からプレゼントされ喜んでいたがその翌日の任務で死亡した。大蛇丸いわく遺体の状態は縄樹だと判別できないほどだったらしい。
作中では一切戦闘は描かれていないが12歳という年齢と下忍であったことから忍者アカデミーを卒業して間もないと思われる。しかし当時は戦時中だったためナルト達と同年齢で忍者アカデミーを卒業したとも限らず、もっと幼いころから戦場に駆り出されていたのかもしれない。
縄樹の死で心に深い傷を負った綱手はこれ以上縄樹のような犠牲を出さないためにも、四人一組(フォーマンセル)の小隊が敵地で長期間行動しなければならない場合に医療スペシャリストを配備することを提案したが、当時は戦争中で医療体制の確立が難しく三代目火影であり綱手の師でもある猿飛ヒルゼンはすぐにこの案を採用することはできなかった。後に綱手のこの提案は隊の基本とされるほど浸透し、結果として小隊の生存率と任務成功率は飛躍的に上昇した。
プロフィール
- ● 年齢 12歳(享年)
- ● 身長 140cm
- ● 体重 37kg