出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ五十三 97ページ 著者:岸本斉史
初代火影の妻 うずまきミト
うずまきミトは初代火影・千手柱間の妻で、うずまきクシナの前任の九尾の人柱力となった女性。渦の国渦潮隠れの里の出身で、うずまき一族は木の葉の千手一族と遠い血縁関係にあった。
クシナが生きていたころには渦の国はすでに滅んでしまっいるが、今でも木の葉の中では有効の証として渦のマークが使用されている。また、生命力に長けた一族で、渦潮隠れの里は別名長寿の里と呼ばれ、封印術を得意としていた。
柱間とうちはマダラの戦いの後、柱間の力になるため自ら封印術で九尾を封印し人柱力となった。それ以降九尾は木の葉がずっと保有し続けているため、少なくとも木の葉で最初の九尾の人柱力である。
老齢により後任としてクシナが連れられた際、プレッシャーと孤独感に押しつぶされそうになっていたクシナに、「まず先にその器に愛を見つけて入れなさい」と励ました。クシナはその言葉通り、最愛の夫・波風ミナトの存在に支えられ、人柱力となったものの幸せに生きていくことができたと語っている。
また、ミトという前例があったからこそ出産の際に封印が弱まることを知ることができ、クシナの出産の際は結界や警備などの厳重なガードを固めることができた。
忍者としての能力
クシナの昔話でしか登場していないため詳細は分からないが、うずまき一族であることや自分自身でその身に九尾を封印したこと、さらにこの時の九尾はナルトに封印された時の倍のチャクラを持っていたことを考えると、封印術に関してはトップクラスの忍であったと考えられる。また、トビ曰く「敵意を感知できる」とのことから、その力をある程度コントロールできたと思われる。