出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ三十四 131ページ 著者:岸本斉史
幼いころのうちはサスケ
うちはサスケは木の葉のエリート一族うちは一族の出身でうちはフガクとミコトの子でイタチの弟。優秀なイタチに憧れフガクからもほめられたいと忍者アカデミーでは全ての分野で首位をとり、フガクから教わった火遁・豪火球の術も短期間でマスターした。
イタチとは仲が良く修行に付き合ってとお願いすることも多かったがいつも「許せサスケ、また今度だ」と額を小突かれていたが、兄への憧れは薄れずイタチが家にいると修行に誘っていた。
復讐者として
ある日アカデミーから帰るとうちは一族が皆殺しにされており家には父母の亡骸と共にイタチが立っていた。イタチはサスケを万華鏡写輪眼を開眼しうる者だとし自分の器をはかるために「いつかオレと同じ眼を持ってオレの前に来い」と言い自分を恨み憎み生きるよう促し去って行った。
それ以降イタチを殺すことだけを生きる目的としひたすら力を求めて生きてきたが、うずまきナルトや春野サクラとともにはたけカカシ率いる第七班として行動を共にするうちに仲間とのつながりができその目的は薄れていったかに見えた。
しかし驚くほどのスピードで成長するナルトに焦りを感じていく中、大蛇丸による木の葉崩しの後イタチが里に訪れイタチの元へ駆けつけ戦いを挑むがたやすく返り討ちにされてしまう。
これをきっかけにサスケは再び復讐者としての道を歩むことを決意し、力を求め大蛇丸の元へ向かうため里抜けを決意する。終末の谷でサスケを引き留めるため追ってきたナルトと戦い勝利するが「最も親しい友を殺すこと」という万華鏡写輪眼の開眼条件を知りつつもナルトを殺すことはなく里を去った。
大蛇丸への反乱
第二部ではサスケ奪還の任務を受けて大蛇丸のアジトに乗り込んだナルト、サクラ、サイ、ヤマト(テンゾウ)と会うが木の葉に戻る気はなく戦いになるが撤退する。このとき写輪眼でナルトの中に九尾が封印されていることを知った。
3年の時を経て力を手に入れたサスケは三代目火影・猿飛ヒルゼンとの戦いで両腕を封じられていた大蛇丸に対し反乱を起こし、体を乗っ取られそうになるがこれを写輪眼で跳ね返し逆に大蛇丸の力を取り込んだ。
そしてイタチへの復讐という目的を果たすため大蛇丸のアジトをめぐり鬼灯水月、香燐、重吾<の三人と共に四人一組(フォーマンセル)「蛇」を結成。イタチを探すなか「大蛇丸はオイラが殺したかったのに、うん」という理由で襲ってきた暁メンバーのデイダラをかろうじて撃退する。
イタチとの戦い
ついに標的であったイタチと戦うも苦戦を強いられお互いにチャクラをほとんど使いきってしまう。切り札であった雷遁・麒麟もイタチの須佐能乎に防がれ、幸か不幸か天の呪印から大蛇丸が復活するが即座にイタチの十拳剣(とつかのつるぎ)で封印された。
なすすべをなくしたサスケは眼を狙って近づくイタチに恐怖したが寸前でイタチが病により息絶えたためかろうじて生き残った。この時イタチは「許せサスケ、これで最後だ」と言い残し笑顔でこの世を去った。
木の葉への復讐
その後うちはマダラを名乗る仮面の男(うちはオビト)に傷の手当てをされうちはイタチの真実を聞かされ、イタチを追いこんだ木の葉への復讐を決意するとともに万華鏡写輪眼を開眼する。
その後「蛇」を「鷹」に改め暁との取引で八尾の人柱力である雲隠れのキラー・ビーと戦い苦戦を強いられるが仲間の助けもあり辛くも勝利する。しかしこの時ビーもタコ足分身でサスケを欺きなんとかその場を去っていた。
その後は五影会談に志村ダンゾウが出席することを知り侵入するがゼツがサスケが侵入したことをバラしてしまい、中立国として参加した鉄の国の侍たちや四代目雷影・エーとその側近である雲隠れのダルイと戦闘になる。
それまで敵を殺さずに戦ってきたサスケだったがこの時から敵を容赦なく殺すようになっており仲間たちも驚きを見せている。雷影に続き我愛羅やオオノキ、照美メイたち五影が戦闘に参加してきたところで須佐能乎を身に付けるも次第に劣勢に立たされ間一髪のところで仮面の男に助けられる。
その後回復を終え仮面の男の手引きで志村ダンゾウと戦い、人質に取られた香燐ごと貫き殺害する。直後サスケを一人で倒しにきたサクラをも殺そうとするがカカシが駆け付け交戦する。
度重なる戦いと万華鏡写輪眼の酷使で視力をほとんど失いながらも優勢に戦うがさらにナルトが駆け付けたところでゼツの迎えで撤退する。その後は視力の回復と永遠の万華鏡写輪眼を得るためイタチの眼を移植した。
第四次忍界大戦
第四次忍界大戦中に移植した眼がなじんだため監視していたゼツを天照で焼き外に出ると穢土転生により蘇ったイタチと遭遇する。イタチに真実を確認するため呼び止めるがイタチは「やらなければならないことがある」と話してもらえず追跡。
穢土転生を止めるため薬師カブトを倒そうとしていたイタチに協力し、穢土転生を解除させるとイタチは消える前に写輪眼でサスケに真実を見せる。
その後は憎悪だけで動くのではなくイタチがそこまでして守ろうとした里とはなんなのかを知るため、カブトに捕えられていたみたらしアンコの天の呪印から大蛇丸を復活させ、屍鬼封尽の死神の腹を裂いて穢土転生で歴代の火影たちを蘇らせた。
「里とはなんなのか」との問いに初代火影・千手柱間からの答えを聞いたサスケは木の葉の里を潰すことをやめ火影たちと共に里を守るために戦場へ向かう。
プロフィール
- ● 年齢 13歳→16歳
- ● 身長 153cm→170cm
- ● 体重 43kg→56kg
- ● 好きな食べ物 おむすび(おかか)、トマト
- ● 嫌いな食べ物 納豆、甘いもの
使用する術
火遁・豪火球の術 -火球を飛ばす術。サスケはアカデミー在籍中にすでに習得していた。
火遁・鳳仙火の術 -小さな火球を複数放つ術。
火遁・龍火の術 -ワイヤーに火をつたらせる術。
火遁・豪龍火の術 -龍の形をした火球を吹く高位の火遁の術。
千鳥 -雷遁の性質変化を加えた高速の突き。
千鳥流し -千鳥を全身から流す術。
千鳥千本 -千鳥を千本状に形態変化させる術。
千鳥鋭槍 -千鳥を槍状に形態変化させ敵を貫く。
麒麟 -雷を敵に誘導する不可避の術。
影手裏剣の術 -手裏剣の死角になるようにもう一枚手裏剣を放つ。
操手裏剣の術 -手裏剣をワイヤーで操作する。
草薙の剣・千鳥刀 -草薙の剣に千鳥を流し切れ味を上げる。
潜影多蛇手 -複数の蛇を腕から口寄せし敵に咬みつかせる。
口寄せの術 -サスケは大蛇のマンダやアオダ、鷹を口寄せする。
影舞葉 -敵を木の葉に見立て追尾する木の葉流体術。
獅子連弾 -リーの蓮華を元に考案したサスケのオリジナル体術。
縄抜けの術 -縛られた縄から抜け出す術。
写輪眼 -うちは一族の血継限界、白との戦いで開眼。
万華鏡写輪眼 -高位の写輪眼。イタチとの戦いで開眼。
天照 -炎すら焼き尽くす黒炎を放つ万華鏡写輪眼の瞳術。
炎遁・加具土命 -黒炎を操る万華鏡写輪眼の瞳術。
須佐能乎 -万華鏡写輪眼に二つの能力が宿ったとき開眼する第三の力。
ハヤブサ落とし(激闘忍者大戦2、アニメオリジナル)